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暴力の人類史(上) の商品レビュー

4.4

32件のお客様レビュー

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2024/09/19

上巻読み終わった… 序盤凄く面白くてあっという間に読み終わるなと思ってたら、中盤からデータゴリ押しで不信感を少し感じ急に読めなくなってまだ上巻なのにどっと疲れた。 私も常日頃思っている事ではあるんだけど、世界人口を分母にして考えた場合、過去の事件は濃くなって、第二次世界大戦は...

上巻読み終わった… 序盤凄く面白くてあっという間に読み終わるなと思ってたら、中盤からデータゴリ押しで不信感を少し感じ急に読めなくなってまだ上巻なのにどっと疲れた。 私も常日頃思っている事ではあるんだけど、世界人口を分母にして考えた場合、過去の事件は濃くなって、第二次世界大戦はなんか相対的に薄まるよねみたいなのを文章で言われると「そういう事じゃないだろ…」と何も反論出来ないくせにモヤッとする。 豊富なデータを引用して解説してくれては居るんたけど、認知バイアスで恣意的にデータを牽強付会に持ってってるような気がする。全部じゃ無いだろうけど、一部それを感じたらもう駄目だね… 私が大昔言われた事で「大きな犯罪って大体は西日本だから西日本は野蛮。あの事件も、あの事件も西日本だよね」って言われて何個か反論するも、「はい!それより西日本のこの事件のほうが大きいです!」と言われ「ぐぬぬ…」となって何も反論出来なかった若き自分を思い出す。 あとこれ、引用に星印使ってるんだけど、例えば「凄惨な事件である☆85」ってなってるとなんだろこのアニメやアイドル感となって気持ちの整理が追い付かない。 このペースだとまた下巻も4日読む事になるのか…面白くなるかも知れないしがんばろ…

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2024/07/31

“今ほど暴力のない時代はない”ことを証明する暴力と非暴力の心理学。上巻では人類の歴史と暴力を振り返ります。600ページ超という大ボリューム。結論だけ知りたい方は”はじめに”だけ読むでもいいかも。

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2024/06/01

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1796716834600939888?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2024/02/14

恐ろしいほどの統計や資料に基づいて暴力の歴史を紐解く。前半は近代以前の凄まじい刑罰について、古今東西の事象を調べまくってる。歴史学者と思ったら進化心理学者と書いてあった。

Posted byブクログ

2024/02/13

歴史上、現在の人類こそ、最も幸福な人々だ。という説を、戦争や飢餓、科学未発達の時代を検証しながら証明していく。但しその結論は西洋文明(白人文明)がこの技術を発見し、広めたものだ、という筋立てをしている。

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2024/01/24

多少検討正しいのか?と思うところがなくはない でも圧倒的な情報量で圧倒される 世界は平和になっている そう思わずにはいられない 民主主義はよい 自由な経済交流はよい いろいろあるが目からウロコのところがいっぱい 下巻が読めるかわからないが読みたい

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2023/08/31

最初の方で戦争が減少しているようなことを書いている。その前提で論をすすめているらしい。 当時はアメリカが世界の警察をしていたけど、その後大統領による方針が変わり世界的に紛争が増え、ついにロシアのウクライナ侵攻が起きた。 前提はまだ成り立っているのだろうか。 それ以上読むのはやめた...

最初の方で戦争が減少しているようなことを書いている。その前提で論をすすめているらしい。 当時はアメリカが世界の警察をしていたけど、その後大統領による方針が変わり世界的に紛争が増え、ついにロシアのウクライナ侵攻が起きた。 前提はまだ成り立っているのだろうか。 それ以上読むのはやめた。

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2023/02/09

すべての人に読んでもらいたい。 現代がいかに恵まれているか、希望があるのかと分かる本。とは言え、このままで良い訳はなく、より永遠平和に近づくために我々が行動していくことが必要だろう。 そのための仕組みも人類は作り上げてきている。民主主義が危機に貧している今だからこそ、読んでほしい...

すべての人に読んでもらいたい。 現代がいかに恵まれているか、希望があるのかと分かる本。とは言え、このままで良い訳はなく、より永遠平和に近づくために我々が行動していくことが必要だろう。 そのための仕組みも人類は作り上げてきている。民主主義が危機に貧している今だからこそ、読んでほしい。

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2022/08/13

人類史上、暴力の量がどのような変遷を遂げて行ったのか、統計・歴史両観点から分かりやすく説明されていて面白かった。個人的には、人はなぜ他者を傷つけるのか、のメカニズムが本書で語られている物理的な攻撃以外に、心理的な観点からも適用されるのではないかと思い、考察を続けたいなと思った。

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2022/05/22

この世界から暴力が減少している事を膨大なデータから検証している。データーも膨大だがページも膨大。上だけでお腹いっぱいだ。 本書によると、古代人は残虐な事を残虐だとは思っていなかったそうだ。それは数々の処刑装置を見れば一目瞭然。 一番腑に落ちたのは、印刷技術が発達し本が出回り、他人...

この世界から暴力が減少している事を膨大なデータから検証している。データーも膨大だがページも膨大。上だけでお腹いっぱいだ。 本書によると、古代人は残虐な事を残虐だとは思っていなかったそうだ。それは数々の処刑装置を見れば一目瞭然。 一番腑に落ちたのは、印刷技術が発達し本が出回り、他人の感情を理解出来る機会が増えたから、と言う事。これは人間のみが読み書きをし、知識や経験を形あるもので他者に伝達出来るからこそだと思う。いわば古代人は読み書きこそ始めたが、まだ動物的本能が強かったと言えるのではないか。下巻も楽しみ。

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