50代になって気づいた人生で大切なこと の商品レビュー
すごく斬新なことや新しいことが書いてあるわけではないけど、それでいい、軽くうなづけるくらいでいい。 全てがゆるく、葬儀社に何か言ってくれるくらいの友達で良いし、家族やお金があるから孤独ではないとは言えない。 著者も医者兼執筆業で、かなり変わった人生を送っているんだろうけれど、...
すごく斬新なことや新しいことが書いてあるわけではないけど、それでいい、軽くうなづけるくらいでいい。 全てがゆるく、葬儀社に何か言ってくれるくらいの友達で良いし、家族やお金があるから孤独ではないとは言えない。 著者も医者兼執筆業で、かなり変わった人生を送っているんだろうけれど、研修医時代にはさらにエリート街道バリバリの人達に囲まれ、50代になっても思い出すくらい苦しい状況もあった。 「自然体でいること」 「体のほうはだいじょうぶ?」=生きていればなんでもいい プラスして、「程よく開示していくこと」を加えて自分の中の教訓にしたい。 人にどう思われるかばかり気にしてもしょうがないし、何なら面倒くさいから人に考えてもらった方が良いし、くらいの気持ちで。 何もないものばっかりに目が行ってしまった年代を経て、まあ仕方ないけど無理しすぎるよりはいいやくらいで、楽しみながら毎日過ごせれば良いなー。 9割失敗!くらいの気軽さで。 本当は一番新しい「60代でへき地のお医者さんはじめました」を読みたかったけど、図書館でこちらの本が先に借りられたので読了。
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日常の中にある目の前の幸せにもっと気づきたいと思った。今晩作った創作料理が上手に出来て、家族においしいって言ってもらえたこと、ひさしぶりにお墓参りに行けて、午前中のお寺の雰囲気の清々しい静けさに気づけたこと、今日気持ちよく晴れたことなど、気づけばこんなにも幸せを感じられる。
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朝一番愛猫にご飯をあげるとき、空気が澄んだのウォーキングで富士山を仰ぎ見る時、水やりしながらキュウリのつるの一日の生長を感じる時・・・、はい、手が届く範囲や足元に小さな幸せはたくさんあります。日々を丁寧に過ごせば、小さな幸せは日常のなかにありますね!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
50になりまして。 肩の力もぬけぬけ… 自分のおじさん化を自覚する日々‼︎ 「楽しそうだね」 と、よくいわれるのにも⁉︎慣れてきた。 《ホントは違うのに、誰にもアタシの気持ちはわかんない…》……と……。 大事にしよう、というか。 気づいていよう【距離感】 そして、柔軟にハードルを下げようと。思い至る。
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あちこちで発表された短文をまとめたエッセイ本。文体なども違ったりしてバラバラ感が強い。ただとても気楽に読める。 父親を看取った時期について書かれた物が特に印象に残る。作品数的にも。とてもよい父と娘の関係を思わせるせいか読んでいて切ない気分になったりほっとしたりする。
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