パリの断頭台 の商品レビュー
バーバラ・レヴィ 著&喜多迅鷹・喜多元子 訳「パリの断頭台」、1987.9発行です。江戸の死刑執行人(首切り役人)は山田家当主、山田浅右衛門が約200年その仕事に就いたようですが、フランスではサンソン家、サンソン一族が罪人の処刑に一生をかけたそうです。この本は、ルイ十六世やマリー...
バーバラ・レヴィ 著&喜多迅鷹・喜多元子 訳「パリの断頭台」、1987.9発行です。江戸の死刑執行人(首切り役人)は山田家当主、山田浅右衛門が約200年その仕事に就いたようですが、フランスではサンソン家、サンソン一族が罪人の処刑に一生をかけたそうです。この本は、ルイ十六世やマリーアントワネットなどの処刑の様子が丁寧に記述されています。フランスでは1791年に死刑は斬首刑に統一し、拷問は一切禁止の布告がなされたとのことです。処刑を見物する群衆、婦人、特に貴婦人たちが多かったそうですね。
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ムッシュ・ド・パリと呼ばれたサンソン家のクロニクル。 あちこちの本で拾い読みしていた、実在の処刑人の歴史を読むことができます。 権威絶頂だったナポレオンに、もし私が囚人となり、処刑されることになれば、お前はどうするかと、質問されて、「陛下、ルイ16世は私が処刑しました」と答える...
ムッシュ・ド・パリと呼ばれたサンソン家のクロニクル。 あちこちの本で拾い読みしていた、実在の処刑人の歴史を読むことができます。 権威絶頂だったナポレオンに、もし私が囚人となり、処刑されることになれば、お前はどうするかと、質問されて、「陛下、ルイ16世は私が処刑しました」と答える場面などはとても面白い。
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今年一番最初に読んだ本です。 サムソン家のことが知りたくて資料を探したのですが、 この本とあと『死刑執行人サンソン(集英社新書』しか、手に入りそうな本がなかったことを記憶しています。フランス語は無理だし(汗 2010/1/2読了
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