秘伝「書く」技術 の商品レビュー
夢枕獏先生の「餓狼伝」と「荒野に獣、慟哭す」 がお気に入り。 どんな創作技術でもってあんな面白い作品が書けるのか大いに気になった。 カードの集まりと組み合わせ。一生分のタイトルの羅列。年表地獄。無限の創作意欲と恐ろしいほどの仕事愛に感嘆。趣味を仕事にとは、ここまで没頭せねばな...
夢枕獏先生の「餓狼伝」と「荒野に獣、慟哭す」 がお気に入り。 どんな創作技術でもってあんな面白い作品が書けるのか大いに気になった。 カードの集まりと組み合わせ。一生分のタイトルの羅列。年表地獄。無限の創作意欲と恐ろしいほどの仕事愛に感嘆。趣味を仕事にとは、ここまで没頭せねばならぬ。 恐れいるほどの生き様。今も尚、尽きない作家としての精神に、奮い起つ。
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小説を書くことへの愛が、文章の端々から伝わってきた。やはり「好き」というのは武器なのだ。 著者は三十代のころ、倒れるまで、倒れてもなお、小説を書いてきたらしいが、そんなこと好きでなかったらできるはずがない。また、森羅万象を小説に結びつける姿勢も、恋をしているからこそできるのだろう...
小説を書くことへの愛が、文章の端々から伝わってきた。やはり「好き」というのは武器なのだ。 著者は三十代のころ、倒れるまで、倒れてもなお、小説を書いてきたらしいが、そんなこと好きでなかったらできるはずがない。また、森羅万象を小説に結びつける姿勢も、恋をしているからこそできるのだろう。 個人的には、大人ならではの死生観といったものに最も感化された。人生の残り時間、という考え方は、まだ僕にはなかなかできず、そこらへんは年季が違うので頷くしかなかった。 最終章の「最終小説」の構想には、作家なら胸躍らない者はないだろう。
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締め切りに追い立てられる中、どうやって書き繋いで、活動を維持してきたかがよくわかる。だけど、あくまで彼の創作スタイルについて書いてあるだけ。これから書こうって人には全然参考にならない。
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やるからやる気が出てくる。 アイデアはカードに。 書くことが楽しくて仕方ないという。 私は小説は書かないけれど、 ひとつのことをひたすらにやり続ける姿勢は 他のどんな分野にも言えることだと思うし 刺激になりました。
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講義をまとめたもの。 人間の脳は元々物語を作るようにできている、あとがきを書く、お気に入りの文章、理想の死に方などなど、興味深いお話がたくさん。 思い返せば漠さんの本は陰陽師しか読んでないような…しかも最初のだけ。「大江戸恐竜伝」のお話が多かったので、読んでみるべきか。
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しかし連載14本って何よw すごいなw 私は「上弦の月を食べる獅子」で著者を知り、最近「大江戸恐竜伝」を読み終えたので読んでいて非常に楽しかった。
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小説を書きたくなったので読んでみた。 あまりテクニック的なものが学べるような内容ではないが、小説家が何を考えているか、エッセイとしては楽しめた。 (あまり厚みのある内容ではないのでさらっと読めます) -- memo p38 アイディアがあるから書くのではなくて、書かないと...
小説を書きたくなったので読んでみた。 あまりテクニック的なものが学べるような内容ではないが、小説家が何を考えているか、エッセイとしては楽しめた。 (あまり厚みのある内容ではないのでさらっと読めます) -- memo p38 アイディアがあるから書くのではなくて、書かないといけないからアイディアが出てくる。
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