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広辞苑の中の掘り出し日本語 の商品レビュー

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2018/08/13

広辞苑からこころとからだに関する事柄を選び、所感を述べる。「あ」から五十音順に並べており、薄い本なのにずいぶん長く感じた。知らないことを知るのは楽しい。2018.8.13

Posted byブクログ

2016/12/18

あの日本一有名な辞書「広辞苑」を、著者は「あ」から順番に読んでみたという。 その中の知らなかった、あるいは誤解していた言葉を、「こころ」と「からだ」に絞って拾い集めたこの書。 本当にいろいろな言葉があるもんだ! 思わず、自ら広辞苑を読んでみたくなる(笑)。

Posted byブクログ

2016/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「たほいや」という言葉を知ったのは、吉野朔実劇場で。 広辞苑の中の知らない言葉の意味を考えて、ダミーの説明文の中から本物を選ぶというテレビ番組があったのだそうです。 そう。辞書って読むと面白いのよ。 ちなみに「たほいや」の意味はイノシシなどを追うための番小屋。やらい小屋。だそうです。 この本はえらんだ言葉の説明文が面白い。 つまり広辞苑の説明がすばらしい。 続くエッセイは、面白いものもあるんだけど、屁理屈だったり無理矢理だったりするものも多く、今ひとつだったな。 “辞書を「引く」とき、僕たちはその言葉をすでに知っています。意味はわからなくても、その言葉が存在することは知っている。知っているから「引く」ことができる。でも「読む」ときは、あるとは知らなかった言葉に出会います。辞書を読むとき、ぼくらは未知の言葉に出会う。”

Posted byブクログ

2022/06/01

「引く」のではなく「読む」。 僕も以前、広辞苑を読んで暗記しようと息巻いて冒頭から読み始めたことがある。もちろんすぐに挫折した。 著者は、辞書は読むもの、本は引くもの、というではないか。今なら広辞苑が読めそうだ。 広辞苑に出ていた面白い言葉を紹介する、のだけど、まあ...

「引く」のではなく「読む」。 僕も以前、広辞苑を読んで暗記しようと息巻いて冒頭から読み始めたことがある。もちろんすぐに挫折した。 著者は、辞書は読むもの、本は引くもの、というではないか。今なら広辞苑が読めそうだ。 広辞苑に出ていた面白い言葉を紹介する、のだけど、まあ言葉をキーワードに好きに書いている感じでとても良い。ある、あまり耳慣れない言葉をネタに決まった文字数を書く。読書を趣味にしている人なら誰だって愉しいと思うのではないか。 「ちちくりあう【乳繰り合う】」の乳は当て字で、ちぇちぇくりあう、ともいうらしい。ほんとか。中学生ならこの言葉を調べて興奮するのだろうか。そもそも調べないのではないか。電子辞書が一般的になって、隣に出ている思わぬ言葉に出会う可能性が少なくなっている気がする。 インスパイアされて、久しぶりに紙の広辞苑を引っ張り出してみた。ちちくりあうの前は「ちちくび【乳首】」、後ろは「ちちくる【乳繰る】」だった。少し前に「ちだるま【血達磨】」もあった。 愉しや広辞苑。

Posted byブクログ