田中角栄100の言葉 の商品レビュー

別冊宝島編集部(編者)

2019/11/24

なかなか現代では通用しない非現実的な事も書かれていますが、弱気になった時、道に迷った時、読むと勇気を出せる本です。

2019/10/05

初めに結論を言え。理由は、三つに限定しろ。分かったようなことを言うな。気の利いたことを言うな。そんなものは聞いている者は一発で見抜く。借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。

2018/07/27

良くも悪くも人々の記憶に残り続ける政界のカリスマ「田中角栄」の事をもっと知りたいと思い手にした一冊。器の大きさと未来を読む先見性が凄い人だが、それ以上に人身掌握の才能が特に印象に残った。ユーモアと人間味に溢れ、豪快さと繊細さを併せ持つ数々のエピソードと名言はどれも胸にグサリと刺さり、読めば読むほど引き込まれていく。角さんのようなスケール感と実行力を持つ宰相が今後の日本に登場する事を祈る。多くの国民にとって金権政治の悪しきイメージは未だに残っているだろうが、そんな人にこそ是非読んでもらいたい。

2018/06/05

田中角栄のことに関心があるから読んだ本。P18の仕事についての言葉とP38の総理と幹事長についての言葉、P162の「方針を示すのが政治家の仕事だ」という言葉が印象に残った。この本を読むまで、田中角栄は情を使って人を動かすことが得意な人というイメージがあったが、合理的な考えで動く人だということがわかった。田中角栄の叩き上げのタイプのリーダーとしての仕事のやり方が読んでいて参考になった。

2017/07/15

豪快なイメージと　繊細な心使い それが計算されていたものだとしても 人の心をつかむツボは 押さえていたんでしょうね だから　札束振りまいても 今なお　人気があるのがよく分かりました

2017/02/05

私が産まれた時には既に脳梗塞を患い政界からは退いて居たが、名前は聞いた事がある人だった。無知の自分でも知っているくらい有名な人という事で気になり気軽に手に取ってみたが、ただ凄い人だったのだなぁと言うのが主な感想である。田中角栄とは、物事の本質を見抜きそれを考える前に実践して居たのだと知った。私の様な凡人は、人に教わって初めて知る事ができるような事を自分の体や感覚で感じ取り自分のものにしているパワー溢れる人なのだと感じた。この人の考え方には人間の血が通っている。

2017/01/04

心に残った言葉。
P16：叱るときはサシのときにしろ。ほめるときは大勢の前でほめてやれ。
P66：祝い事には遅れてもいい。ただし葬式には真っ先に駆け付けろ。本当に人が悲しんでいるときに寄り添ってやることが大事だ。
P68：人の悪口は言わないほうがいい。言いたければ便所で１人で言え。自分が悪口を言われたときは気にするな。
P86：失敗はイヤというほどしたほうがいい。そうするとバカでないかぎり、骨身にしみる。判断力、分別ができてくる。これが成長の正体だ。
P90：子孫に財産などを残す必要はない。子どもには教育、学問だけをミッチリ仕込めばいい。

私は運送会社でトラック助手のバイトをしている時、カーラジオで角栄の逮捕を知りました。犯罪者のレッテルは決して消えることはないだろうが、身に沁みるとても良いことを言っている。

2016/11/01

まずは結論を言え。理由は3つまで。この世に3つでまとめきれない大事はない。

必要なのは学歴ではなく学問。学歴は過去の栄光。学問は現在に生きている。

仕事をするということは文句を言われるということだ。ほめられるために一番良いのは仕事をしないこと。しかしそれでは政治家はつとまらないり批判を恐れずやれ。

優れた指導者は人間を好き嫌いしない。能力を見極めて適材適所に配置する。肝心なのは大事を任せられる人を見つけることだ。

必ず返事は出せ。たとえ結果が相手の思い通りでなかったとしても「聞いてくれたんだ」となる。これは大切なことなんだ。

人の悪口は言わないほうがいい。言いたければ便所で一人で言え。自分が悪口を言われたときは気にするな。

子孫には財産などを残す必要はない。子どもには教育、学問だけをミッチリ仕込めばいい。親が残した必要以上の財産はだいたい子どもをダメにする。

人の一生はやはり運だと思う。実力があってもダメなものはダメ。努力と根気、勉強、こういったものが運をとらえるきっかけになる。

2016/09/20

立ち読みだから
20までしか記憶に無いが。

やれることはやる。
やれないことはやらない。
しかし責任はこのわしがとる。
以上‼️

すっげーかっこいい。有言実行を体現した角栄だからこそ。

2017/06/03

言葉、解説、写真が掲載されていいる。
なるほどな、と思う言葉が載っているが、特に意外さもなかった。しかし写真がよかった。
小さいころの記憶では、だみ声の小さいおじさん、だったが73ページの写真などは、とてもすっとしてかっこいいおじさんだった。