金融パニック の商品レビュー
クダラナイ この人、民間の有識者として政府のお世話になりたいみたい ブログでも書いてなさい
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※このレビューにはネタバレを含みます
もはや日本の財政破綻は不可避として、その対策を書いた本。 気を付けるべきことはIMFによる救済(外貨貸付) 国債が危機的状況になると、外貨準備(既に中国は日本の3倍を保有)が全く不足する為、IMFから借りるしかなくなる。 その際IMFからは無茶な命令が発せられるのが常である。それは超緊縮財政、超高金利政策、徹底的な市場開放等なのだが、これらを要求して更に追い討ちをかけ、一層の通貨安を惹起して外資がその国を蚕食する手助けをすることが常套手段だそうだ。 かつてロシアや韓国がやられた手法とのこと。このタイミングで株や債券を買えるかが、資産運用の肝となる。円安は1$=500円からハイパーインフレ時には10万円!にもなるかもしれないが、政府は外貨の取得制限政策を打ってくるから個人は外貨取得が曲がりなりにも可能なうちに手を打つ必要が有ると警告する。 しかし、著者の基本的なスタンスは国民や企業が最適だと考えて、外貨や物の買占めを行うと、国家の状況はより悪化するので、早期(2.3年)に立て直すためには自制が必須と説く。しかし今の日本のような一方向に一斉に振れる国ではそんなことは不可能だと感じる。そうすると最悪シナリオが待ち受けるのであるが…
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外貨準備高 2014/9 130兆円 日本国債が破綻すると、外貨準備が急速に尽きてしまう。尽きてしまうと、もはや国家破綻という状況に陥ります 外貨が尽きる 外資が資金を引き上げる、日本人が円を外貨に交換する、輸入の決済、日本人が金を大量に買う 自分の資産を守る行為は、その多く...
外貨準備高 2014/9 130兆円 日本国債が破綻すると、外貨準備が急速に尽きてしまう。尽きてしまうと、もはや国家破綻という状況に陥ります 外貨が尽きる 外資が資金を引き上げる、日本人が円を外貨に交換する、輸入の決済、日本人が金を大量に買う 自分の資産を守る行為は、その多くが経済危機に拍車をかける IMFの資産規模 2014/3 37兆円 通貨安が進むとともに外貨準備の急減がおこります。これが最も重要な出来事です。経済危機がおこった国は厳重に経過しなければなりません。 外貨準備を枯渇させないための、秘策を練るのが最重点の問題。とりわけ海外からの投機集団を撃退すること 日本が90年台のロシア並に没落するとしたら、GDPの順位が20位以下になって一ドル1000円 国債破綻 1年以内に収束 成功例 資産1/3 2年 資産 1/10 90年代のロシア 7−8年 資産 1/100 破綻後うまくいくには、海外勢の国内資産500兆を人質にとる IMFは経済危機側の要請があってはじめて動き出せる組織 戦後まもなくの日本政府は新円切り替えとう超悪政で、庶民のタンス預金を吐き出させ、かつハイパーインフレを加速。戦時国債を紙くずにした 国債のデフォルト(債務不履行) モラトリアム(支払猶予) 秘策 スタンドスティル(静止) 相手側に借金を自発的にまってもらう TPPのISD条項 最も凶悪な罠 海外の投資家が、日本国内で損失を被ったとする時、日本政府のせいで損をしたと、政府を売ったることができるという取り決め 日常のままお金が回り続けることこそが、日本経済再生の最大のアクセルとなる 破綻後の資産を守るには 不必要な買いだめはインフレを助長する 節度を失わない 個人が外貨を買うと、国の外貨準備高が減る 自分の首を締める 海外に円口座をもつ ユーロ円取引、オフショア取引 国内銀行の外貨預金 ペイオフ対象外 (決済用預金は全額を保護される) 暴落した国債を買う 8割以上やすくなたもの ただし、国債を買うのはインフレが3倍までで止まった場合のみ 株式投資をするのであれば、超円安で利益が急増すると注目される輸出企業が定番(何社かに資金分散) 大きな経済危機が去った後、金を換金しようとすると、価格が辛くしている恐れあり。経済危機下では、おかねに困った人たちが、手持ちの金を売り続けるから 外貨、株式、不動産に3分散 (+金) 不動産は換金性が悪い 代替 REIT ローンは返済額が急に何倍になってローン破産 借りるなら、両親や親戚 インフレ変動返済 賃貸料はすみやかな値上げを実施する 給与や価格は可能な限り迅速に改訂。おかねを円滑に回す
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国債が暴落した後どうするか…を論じており、いつ暴落するかの予測はありません。結論は他の識者と同じで、暴落した後、下がりきったところで不動産を買え、です。ま、底がわかったら苦労しないんですけどね…。 本書では日銀の自転車操業がなぜ破たんするのか、自分の資産を守るためにどうすればいい...
国債が暴落した後どうするか…を論じており、いつ暴落するかの予測はありません。結論は他の識者と同じで、暴落した後、下がりきったところで不動産を買え、です。ま、底がわかったら苦労しないんですけどね…。 本書では日銀の自転車操業がなぜ破たんするのか、自分の資産を守るためにどうすればいいのかが記載されていますが、内容は藤巻健史氏の本が詳しいですね(Amazonレビューでは散々に書かれてましたが)。 国債暴落、日本デフォルト、あると思います!
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