広島カープ昔話・裏話 の商品レビュー
黎明期のカープの苦労がよく理解できる貴重な資料だ。 「広島県が出資した500万円」については,当時の株券(額面5万円×100枚)が職場の文書保管スペースの片隅に眠っていたのを平成26年に同僚が見つけ出してくれ,県立文書館と移管に向けて調整を図った。後に新聞やテレビに取り上げら...
黎明期のカープの苦労がよく理解できる貴重な資料だ。 「広島県が出資した500万円」については,当時の株券(額面5万円×100枚)が職場の文書保管スペースの片隅に眠っていたのを平成26年に同僚が見つけ出してくれ,県立文書館と移管に向けて調整を図った。後に新聞やテレビに取り上げられるなど少々話題にもなったので,私も”お宝再発見”に少しは貢献できたかな。 ■そもそもカープがここまで資金難に喘ぎ苦しむことになったのはなぜだろうか。当初,広島県500万円,広島市200万円,呉市100万円,三原市50万円,尾道市65万円,福山市160万円を始め,各自治体出資ということで昭和24年にスタートしたが,予算が執行されるのは翌25年のシーズン途中になったことが痛手だった。
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