ニンジンでトロイア戦争に勝つ方法(上) の商品レビュー
図書館 タイトルになってるトロイア戦争とニンジンの話は3行くらいなの笑うわ 昔の料理本ではどのように書かれているか(※詳細なレシピは基本的に無い)、どんな効能があるとされてきたか、栽培は......などの野菜の雑学いっぱいあつめました! って感じで面白かったです
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タイトルのインパクト、表紙絵の野菜でつくられた人の顔から思わず手にとり選んでしまいました。野菜についての色々なことがわかりやすくのっています。 請求記号:626/R86上
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一般的に、現代の食卓によく上る野菜の歴史を概観した作品。 いつから現代の栽培種が広まったのか、初期の人びとの評価や、歴史上の人物が珍重した際のエピソードなどが紹介されている。 学術書の趣が強く、単純に歴史の中での野菜のエピソードを期待していたので、少し裏切られた感がありました。
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上下巻の上。取り上げられている種々の西洋野菜についての、主として文系なうんちくが、とにかく延々詰め込まれた本。
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2015/10/04読了。 タイトルのニンジンでトロイア戦争に勝つ方法、というのは一行くらいでさらりと書かれているので思わず読み飛ばしてしまっていた。現代のアスパラガスの栽培はコカイン戦争の余波とアンデス特恵貿易法の影響によりペルーが中心だが、それにより米国のアスパラガス農家は壊...
2015/10/04読了。 タイトルのニンジンでトロイア戦争に勝つ方法、というのは一行くらいでさらりと書かれているので思わず読み飛ばしてしまっていた。現代のアスパラガスの栽培はコカイン戦争の余波とアンデス特恵貿易法の影響によりペルーが中心だが、それにより米国のアスパラガス農家は壊滅的なダメージを受けている。(ペルーのコカイン生産がどの程度減少したか不明) 映画「アスパラガス」アン・デ・マーレ、カーステン・ケリー アスパラガス、フランス国王を誘惑する、の章より ニンジンが目に良い、というのは「猫の目カニンガム」という英国の空軍パイロットたちがレーダーの効果であることからドイツ軍の目を反らせようとしたプロパガンタが始まりだった、というのはブルーベリーでも同じような話を聞いたことがあるのだけれど、どちらが真実なんだろうか。 自動車王ヘンリーフォードはニンジンが好き。 「神からのすばらしい贈り物はしばしば人間に悪用されて有害なものと化すが、トウモロコシもこうした道をたどっている」エドワード・エンフィールド 「キュウリは薄切りにしてコショウと酢で和えたら、捨ててしまうべきだ。何の役にも立たないのだから」 サミュエル・ジョンソン 酷いw
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なんの本だろうと思った。児童書の作家のようなので童話みたいなのかと想像したらどっこい真面目な野菜の歴史である。よく見たら食べ物の本に強い原書房。マイケル・ポーランからの引用も目につく。名だたる世界文学の作家たちがいかに野菜に言及してきたかの考察も詳しく読み応え充分。ウンベルト・エ...
なんの本だろうと思った。児童書の作家のようなので童話みたいなのかと想像したらどっこい真面目な野菜の歴史である。よく見たら食べ物の本に強い原書房。マイケル・ポーランからの引用も目につく。名だたる世界文学の作家たちがいかに野菜に言及してきたかの考察も詳しく読み応え充分。ウンベルト・エーコがニューヨークタイムズに寄稿した豆の効用についてのテキストがある、など!
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