海の上の博物館 の商品レビュー
タイトルの「博物館」というキーワードに目をつけ、入手してしまった。肝心の博物館、学芸員ネタは少なく(当然か。それが主ではないので)、わかりやすい展開で進む、シンプルなライトノベルだった。 架空の存在と、最後の最後で明かされたチョウを、ついつい調べてしまっていた自分がいました・...
タイトルの「博物館」というキーワードに目をつけ、入手してしまった。肝心の博物館、学芸員ネタは少なく(当然か。それが主ではないので)、わかりやすい展開で進む、シンプルなライトノベルだった。 架空の存在と、最後の最後で明かされたチョウを、ついつい調べてしまっていた自分がいました・・・ねえで、そんなのとつぶやきながら。ホントにそんな綺麗なのがいたら楽しい。実在するのは南米のモルフォ蝶のような感じなのだろうか?と、この本に出てくる昆虫には妙に気がいってしまった。
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装丁が綺麗で、ライトな感覚で読めるメディアワークス文庫だったので手に取った本。 芦野部市という架空の自治体の、海の上にある博物館で臨時職員として働く「ワカメ」こと若菜のほっこりお仕事小説。春夏秋冬の4編からなります。 う〜ん、博物館のトリビアはあるけど、がっつりお仕事でもなく、...
装丁が綺麗で、ライトな感覚で読めるメディアワークス文庫だったので手に取った本。 芦野部市という架空の自治体の、海の上にある博物館で臨時職員として働く「ワカメ」こと若菜のほっこりお仕事小説。春夏秋冬の4編からなります。 う〜ん、博物館のトリビアはあるけど、がっつりお仕事でもなく、恋愛も中途半端、もう少しどこか尖っているといいのにな、と感じました。
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博物館の学芸員を目指す主人公。臨時職員の自分の現状と正職員になることが狭き門であるという未来の厳しさも描かれているものの、少しずつ周りの人に認められる仕事ぶりがいいですね。 カメラを手にして構えた。無意識だった。気付いたら体が動いていた。腕を固定し、ピントを合わせる。…ファイン...
博物館の学芸員を目指す主人公。臨時職員の自分の現状と正職員になることが狭き門であるという未来の厳しさも描かれているものの、少しずつ周りの人に認められる仕事ぶりがいいですね。 カメラを手にして構えた。無意識だった。気付いたら体が動いていた。腕を固定し、ピントを合わせる。…ファインダーに笑顔の彼女とニジイロアゲハの姿を収め、シャッターを切った。(P184) また、副題的な位置取りでカメラ(写真)が描かれていて、最近、写真を撮り始めた自分としては、そこも楽しめました。自分もいつかこんな感じで写真を撮れるといいなと思います。
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初仕事、念願かなった博物館職員(臨時だけど)。されどその内容は理想とほど遠く。 という内容ではあるのだけれど、少しずつ仕事を任せてもらえたり、それまでの知り合いが思わぬところで繋がっていったり、やさしいお話。ご都合主義とまではいかないが、現実早々易しくはないけれど、それでも一生懸...
初仕事、念願かなった博物館職員(臨時だけど)。されどその内容は理想とほど遠く。 という内容ではあるのだけれど、少しずつ仕事を任せてもらえたり、それまでの知り合いが思わぬところで繋がっていったり、やさしいお話。ご都合主義とまではいかないが、現実早々易しくはないけれど、それでも一生懸命仕事をしていく主人公には好感が持てる。 頑張ってるね、と思わず声をかけたくなる。
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博物館学芸員のお仕事小説。まぁまぁかなぁ。 2015.2.17
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【美しい海に浮かぶ博物館で紡がれる愉快でハートウォーミングな物語】 瀬戸内海に浮かぶ小さな島に建つ、茅埜辺市立博物館。遠くから見る光景は、まるでキラキラと輝く海に浮かんでいるかのよう。美しい自然に囲まれたその博物館では、個性豊かな学芸員たちが日々、懸命(?)に働いている。 い...
【美しい海に浮かぶ博物館で紡がれる愉快でハートウォーミングな物語】 瀬戸内海に浮かぶ小さな島に建つ、茅埜辺市立博物館。遠くから見る光景は、まるでキラキラと輝く海に浮かんでいるかのよう。美しい自然に囲まれたその博物館では、個性豊かな学芸員たちが日々、懸命(?)に働いている。 いつも釣りばかりしている高垣館長、熊のような体格で無口な青年・秋吉、ニコニコしていて人当たりはいいが、ひ弱さ全開の桐谷……。 そんな人々に囲まれ、臨時職員として働きはじめたばかりの新人女子・若菜は、悪戦苦闘しながら成長していく。 憧れていた「博物館の学芸員」って、けっこう大変な仕事なんだなぁ~~~!
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