蜜の残り の商品レビュー
今回は他の作品に比べてとっても刺激的。 どの主人公ももどかしい気持ちを抱えていて、切ない…。 今回は読破するのに気力が入りました。
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たまには恋愛小説でもと思ったがあまりの描写にびっくり。 7人の女の子の普通ではない恋愛が描かれているが、あまりの普通ではない感じにまたびっくり。不倫の話がまともに思えてくる。 加藤千恵の短編は好きだけど、こういう描写が過激なのはもういいかな。
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表紙が綺麗で手に取り、読み始めてすぐは表現の仕方に官能小説の様なものを感じ抵抗がありました。 けれど読み進めていくと、短編ながら濃縮された物語に心が暖められるというか、揺すられました。 『セックス』をテーマにした話と思ったけれど、読み進めるうちに『心』や『寂しさ』が真のテーマ泣き...
表紙が綺麗で手に取り、読み始めてすぐは表現の仕方に官能小説の様なものを感じ抵抗がありました。 けれど読み進めていくと、短編ながら濃縮された物語に心が暖められるというか、揺すられました。 『セックス』をテーマにした話と思ったけれど、読み進めるうちに『心』や『寂しさ』が真のテーマ泣きがしました。
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中学時代ハッピーアイスクリームを読んでいた私は高校卒業くらいにこの本を読んだこれから東京に行くんだ、って気持ちとかこれから離れて暮らす家族のこととか自分を理解してくれてる男の人とか ハッピーアイスクリームよりも大人でだけどちゃんと加藤千恵でなんだか安心した記憶がある
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最後の短歌にぎゅっと感情が詰め込まれている。明確に定義できる関係性とは限らないし、自分で分かっていてもそれを誤魔化してしまうことだってある。そんな関係性の短編集。流されてるのが流そうとしてるのか、冷静なようで求めてしまう女の子がたくさん。
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薄い本だなぁ、と思っていたら見た目通りあっという間に読了。中身もそんな感じ。 この前に読んだ「あとは泣くだけ」と何が違う。 出てくる人物が、やりたい事をやりたい様にやっているだけだからだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
☆門限のない日に こんな風になんの違和感もなく、するんと恋に落ちる。 きっと、そうあることじゃない。 なのに、その相手にはもう奥さんがいて、さらにもうすぐこどもが生まれるなんてわかったら… ちょっとどころか大分落ち込むわあ。 それにしても相手の男の人、平気で人を傷つけるタイプ。
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しょっぱいキス…舌が入れば思考は停止する。 靴下を履いて眠る…最も理解できないし経験もできないレズはお手上げ。 門限のない日に…ちょっとした火遊びから底なしの不倫ワールドが始まる。 特別にならない…誰にも帰属しない猫のような生き方だけど、これが本来の人間の生き方かもしれない。 す...
しょっぱいキス…舌が入れば思考は停止する。 靴下を履いて眠る…最も理解できないし経験もできないレズはお手上げ。 門限のない日に…ちょっとした火遊びから底なしの不倫ワールドが始まる。 特別にならない…誰にも帰属しない猫のような生き方だけど、これが本来の人間の生き方かもしれない。 すべてオールぜんぶ…叔父とのタブーな関係なのに後ろめたさは皆無。 誤解しつづけて…甘えているだけに見えるし誤解するほど理解していないように見える。 夏は終わる…なかなか凄い性描写だった。雷に打たれたようなハードな快楽では女は飽き足らず進歩のない男に失望する。
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性(一筋縄ではいかない恋愛)とモチーフとしての食べ物(果物が多いと思ったけど、読み返したらそうでもなかった)を結びつけた7つの短篇集。 最後の短歌が主人公の気持ちを表しているようで、余韻があった。 どの話もさらりと読めるようで、ちくっとするような切なさや痛みを感じた。 些細な不...
性(一筋縄ではいかない恋愛)とモチーフとしての食べ物(果物が多いと思ったけど、読み返したらそうでもなかった)を結びつけた7つの短篇集。 最後の短歌が主人公の気持ちを表しているようで、余韻があった。 どの話もさらりと読めるようで、ちくっとするような切なさや痛みを感じた。 些細な不安の描き方とか、好きの感情とか。 1番印象的だったのは「夏は終わる」。 フェスという単語に懐かしさを覚えつつ読んでいたら、だんだん異常な話になっていって、終わり方が切なく感じた。
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好きという感情の分からない主人公の女性に自らを重ねて読んでしまった。 恋愛のカタチは人それぞれだが、 恋愛に時間を費やせる人生は、 少し羨ましいと思う。
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