MIXIM☆11(ワイド版)(壱) の商品レビュー
誰が何と言おうと、私の中では、安西信行先生はイイ少年漫画を描いてくれる、最高の漫画家だ。仮に、先生が「まだまだ」と思っていても、私の中では藤田和日郎先生と互角に殴り合えるまでは達していなくても、メンチを真っ向から切りあえる数少ない漫画家だ 安西先生の漫画には、少年漫画に大事な全部...
誰が何と言おうと、私の中では、安西信行先生はイイ少年漫画を描いてくれる、最高の漫画家だ。仮に、先生が「まだまだ」と思っていても、私の中では藤田和日郎先生と互角に殴り合えるまでは達していなくても、メンチを真っ向から切りあえる数少ない漫画家だ 安西先生の漫画には、少年漫画に大事な全部が詰まっている カッチョエー(格好いいじゃない!)主人公、可愛いヒロイン、そんな二人のラブコメ、主人公を支えながらも当たり負けしていない個性を持っている友人、それに伴う熱い友情ストーリー、主人公と信じる正義や叶えたい目的の違いから反目し合いつつも認め合う好敵手、そんな相手との切磋琢磨が絡む主人公の成長過程、血の気も引くような悍ましい性質を持ちながらもどこか読み手に親近感を湧かせる悪役、そんな敵とのハラハラワクワクが満載のバトル、そんで、読み手の人生に大なり小なりの影響を与える、安西先生の男としても、漫画家としても、人間としても曲がらず、縮まず、くすんでいない魂からこそ生まれる名言の数々 ホント、好きだ!! ただの忍者だった少年が一目惚れした少女を守るためだけに非日常に飛び込む『烈火の炎』、根性と前向きさ、そして、想像力を武器にして少年が異世界を救っちゃう『MAR』も当然、お気に入りの作品だが、『聖闘士星矢』が好きな私としては星座の力が絡んでくる、この『MIXIM11』はドンピシャだ 誰も好きだが、やっぱり、私は参宮橋竹蔵がお気に入りのキャラだ ぶっちゃけ、リアルタイムでも、単行本でも読んでいるので、内容もざっくりとは判っているのだが、台詞が修正されたREMIXが出ると教えてもらったので、迷わずに買ってしまったw 序盤の日常的な青春ドラマから、一気にファンタジーな要素が溢れるバトル展開に突入 これでKOされない、少年漫画好きはいないでしょうよ!! 続きが楽しみだ この台詞を引用に選んだのは、カッチョエー男がカッチョエー男を認めるシーンにグッと来たから。私も心技体を磨いて、壱松に名前で呼んでもらえる男になりたいものだ
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