少年探偵 の商品レビュー
ちょいと哀しい結末だけど、いろんな秘事を最後に繋げていく小路幸也の真骨頂。ホワイトは花咲小路のセイさんみたいだ。
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児童書の体裁をとっていてもやはりこれは一般書で、対象は当時少年探偵団に胸躍らせた少年少女たちですね。(そういえばかなり難しい字にもふりがながないです。)本家を全部を読んだわけではない私でもいろいろと思い出しドキドキしました。小路さんによるこの本での「彼ら」の繋がりはなんとも斬新で...
児童書の体裁をとっていてもやはりこれは一般書で、対象は当時少年探偵団に胸躍らせた少年少女たちですね。(そういえばかなり難しい字にもふりがながないです。)本家を全部を読んだわけではない私でもいろいろと思い出しドキドキしました。小路さんによるこの本での「彼ら」の繋がりはなんとも斬新で鮮やかで、ストーリーも秀逸です。このシリーズは4冊で完結ですが、図書館の予約の都合で三冊目と四冊目の読む順番が逆になりました。正直この本を最後に読んで本当に良かったと思うほど本当に素敵なオマージュ作品でした。楽しみました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人間関係が未回収。「次郎」が明智と思ったら違った。いったい誰?? かつての明智活躍の時の「20面相」と今の「20面相」は別人?? 初代小林少年はどこへ?? 突然の終わり方に「20面相」は何をしたかったんだろうと思う。 章ごとに話者が変わる。東京バンドワゴンのような安定感がない。
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つまらないわけじゃないけど、消化不良感がすごい。なんか色々未解決なのは措くとしても、この前後編を予定しているとしか思えない内容。乱歩のコアなマニアなら納得なのかな。よくわからん。
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色々設定は変えてるけれど、明智センセの冴え渡る推理などなかなか面白かったです。いやしかし二十面相の正体には…正直納得が行かない。 そして次郎さん、貴方は一体誰なんだ。(読んでいて、個人的にクイーンズイングリッシュが流暢なあの方が頭から離れなかった)
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昔数冊読んだ少年探偵団が面白いと記憶があり 小路幸也だし読みやすいんじゃないかと思って 読んだ。確かに読みやすいし、面白いんだけど 最後がな・・いあ犯人が・・・なあ
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意外な結末で驚いた( ̄□ ̄;)!!明智小五郎と新・小林少年コンビが復活して、これから活躍していく予感(^^)♪しかし次郎さんって何者だったんだろう?(-_-;)
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かつて小学生のころ「怪人二十面相」シリーズを一通り読んでいるが、ほぼ覚えてない状態でこの本を読んでみる。シリーズの前日譚と言える話だけど、それぞれの人間関係が思っていたのと全く違うので、こんな設定でシリーズを再度読むとどうなるのか?読み直したくなったが、読み直すかどうかは微妙。作...
かつて小学生のころ「怪人二十面相」シリーズを一通り読んでいるが、ほぼ覚えてない状態でこの本を読んでみる。シリーズの前日譚と言える話だけど、それぞれの人間関係が思っていたのと全く違うので、こんな設定でシリーズを再度読むとどうなるのか?読み直したくなったが、読み直すかどうかは微妙。作品のトリックと、そのトリックを成立させる背景がとにかく大規模。確かに、怪人二十面相のトリックはそれなりの財力・権力がないと成立しない。小学生の頃トリックよりは、作品の全体的な雰囲気が好きだった気がするし、今もそれは変わらない。
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面白かった。 オマージュ作品として、かなり良い感じ。 今回のシリーズの中では、万城目作品の次に気に入った。 明智と芳雄君が、明智探偵と小林少年になる始まりの事件。 そうかあ、二人には、そして二十面相には、こんな悲しい事情があったのかと納得してしまえる。 文代さん、私のイメージで...
面白かった。 オマージュ作品として、かなり良い感じ。 今回のシリーズの中では、万城目作品の次に気に入った。 明智と芳雄君が、明智探偵と小林少年になる始まりの事件。 そうかあ、二人には、そして二十面相には、こんな悲しい事情があったのかと納得してしまえる。 文代さん、私のイメージではもっと強い人なんだけど、これはこれでありですな。 欲を言えば、子供心に憧れた小林少年は、本当は一般庶民であって欲しかったけれど。 まあ正直、凡人じゃないとは思っていたよ。うん。これもありです。
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江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ…なるほど。 リンクし始めるとけっこうあっさりラストまで。 なるほど。
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