ベスト・アメリカン・短編ミステリ(2014) の商品レビュー
2012年に発表された作品から選ばれたアンソロジー。 「細かな赤い霧」マイクル・コナリー ボッシュが登場。ボッシュは未解決事件の再捜査として1999年の事件を捜査中、同じ目撃者が2007年に起こった事件にも登録されているのが分かる。しかも2007年の事件の担当者はジェリー・エ...
2012年に発表された作品から選ばれたアンソロジー。 「細かな赤い霧」マイクル・コナリー ボッシュが登場。ボッシュは未解決事件の再捜査として1999年の事件を捜査中、同じ目撃者が2007年に起こった事件にも登録されているのが分かる。しかも2007年の事件の担当者はジェリー・エドガーだった。ああ、ジェリー、ドラマでのくりっとした目を思い出すなあ。ボッシュの直感が冴える。 短編ごとに著者からのひとことが載っている。この作品は「vengeance」(復讐)というリー・チャイルド編集の短編集に奇稿したもの。コナリーが記者をしていた時、金の延べ棒詐欺にひかかった何百という被害者のうち、あるものは犯人を殺してやる、と息巻くのを見たことからヒントを得た、とあった。 「いつでも どんな時でも そばにいるよ」ジョイス・キャロル・オーツ 16歳の高校生の私。図書館で調べ物をしていると、背の高い男の子に声をかけられる。それまでボーイフレンドなどいなかった私は、その子とつきあうようになるが・・ 電話も教えてくれず、いつも突然にやってくるのだった。姉はあの子はおかしい、と言うのだが・・ 全部で20作品収録。 2015.1.25第1刷 図書館
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