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新・四字熟語 の商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

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2024/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あーー面白かった!!センスのある大喜利のようなものから美しい詩のようなものまで、とにかく又吉さんの心の中の叫びが見えました。たまに読み返したい。

Posted byブクログ

2024/02/02

面白かった。ユーモアたっぷりの言葉も、実際に四字熟語にあってもいい!という言葉もありとても楽しめた。好きな四字熟語は「白服伽哩」「他暴自棄」「大方地獄」「配合微妙」「心中真珠」。繊細な気持ちを表現してくれている。笑ってしまったのが「主将補欠」の類語。すごく残念な様子が出てるwそし...

面白かった。ユーモアたっぷりの言葉も、実際に四字熟語にあってもいい!という言葉もありとても楽しめた。好きな四字熟語は「白服伽哩」「他暴自棄」「大方地獄」「配合微妙」「心中真珠」。繊細な気持ちを表現してくれている。笑ってしまったのが「主将補欠」の類語。すごく残念な様子が出てるwそして田中象雨さん書の表現の豊かさに驚いた。

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2022/09/27

又吉さんの考える四字熟語と田中さんによって書かれるそれぞれの四字熟語にリンクして変えてゆく字体の組み合わせが素晴らしかった。 表現って底知れないな

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2019/06/14

「鈴虫炒飯」を改題文庫化。又吉さんの造語は説明を読むと彼が語り掛けているようにすっと頭に入ってきます。ただ、忙しい時期に読んでしまったのでじっくり味わえずにさらさらと読んでしまい意外と残らなかったのが残念です。ゆっくり余裕のある時に読めばもっと楽しめた気がします。田中象雨さんの字...

「鈴虫炒飯」を改題文庫化。又吉さんの造語は説明を読むと彼が語り掛けているようにすっと頭に入ってきます。ただ、忙しい時期に読んでしまったのでじっくり味わえずにさらさらと読んでしまい意外と残らなかったのが残念です。ゆっくり余裕のある時に読めばもっと楽しめた気がします。田中象雨さんの字が素晴らしかった!ちゃんと意味をとっていて字から雰囲気が伝わってきます。又吉さんの解説を読んで改めて見直すとどの字も惚れ惚れします。何度も味わえる書ですね。展示会で見たかったなぁ。

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2019/04/18

又吉さんが考えた四字熟語を書道家さんがいろいろな字体で表現したもの。サラサラ読めて楽しかったです。途中から活字を見る前に書の方を見て漢字を当てようとしたけれど半分も分からず。それでも活字を見てから改めて眺めるとちゃんと読めるのが不思議でした。又吉さんの解説文はもちろん、類語や対義...

又吉さんが考えた四字熟語を書道家さんがいろいろな字体で表現したもの。サラサラ読めて楽しかったです。途中から活字を見る前に書の方を見て漢字を当てようとしたけれど半分も分からず。それでも活字を見てから改めて眺めるとちゃんと読めるのが不思議でした。又吉さんの解説文はもちろん、類語や対義語も面白かったです。いくつかは、『火花』の最後の展開のようにうまく共感できない熟語もありましたが、とても面白く読み終わってしまっても、もっと続きが読みたい、と思いました。

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2018/07/08

又吉直樹による創作四字熟語とその意味に、書家が書いた四字熟語を添えたもの。使い方や解説はあったりなかったり。笑えるもの、なるほどと思うもの、屁理屈こねてるようなもの、鬱屈したものが吐露されているようなもの、いろいろ。小ネタを連ねる形になりそうな企画ですが、決してそんなことはないで...

又吉直樹による創作四字熟語とその意味に、書家が書いた四字熟語を添えたもの。使い方や解説はあったりなかったり。笑えるもの、なるほどと思うもの、屁理屈こねてるようなもの、鬱屈したものが吐露されているようなもの、いろいろ。小ネタを連ねる形になりそうな企画ですが、決してそんなことはないです。 しかし、最近の滝沢カレンの四字熟語の方が突き抜け感がありますね。あちらの人物評の方がやりやすいとは思うけど。相対的に星少なめとなってしまいました。

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2018/04/09

バカ渋6・4 かかった時間25分 又吉直樹による創作四字熟語とその解説に、書家の田中象雨の書が添えられている。四字熟語のひとつひとつに、又吉の世界観やストーリーがあり、そのいくつかはショートショートのような、随筆のような短い文章で説明されている。なんていうか、人間のもの悲しさと...

バカ渋6・4 かかった時間25分 又吉直樹による創作四字熟語とその解説に、書家の田中象雨の書が添えられている。四字熟語のひとつひとつに、又吉の世界観やストーリーがあり、そのいくつかはショートショートのような、随筆のような短い文章で説明されている。なんていうか、人間のもの悲しさというか、そのもの悲しいところを含めて楽しんで生きるというか。又吉の小説を読んだことがないのだが(「火花」は挫折した)、チャレンジしてみようかなと思った。 そういえば、この本は『まさかジープで来るとは』『カキフライがないなら来なかった』と同系統だな…。 田中象雨の書が、熟語の雰囲気を表していて、かつ美しかった。書、よかった。

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2017/09/30

自由律俳句の四字熟語版とでも言おうか、又吉の才能には毎回驚かされる。太宰などの純文学をはじめとした読書の経験が溢れるようにバカバカしい四字熟語を生み出すのだろう。「絶命読書」はまさに又吉のことなのではないか。彼の言葉を様々な書体を駆使し濃墨、青墨などで表現する書家・田中さんの書が...

自由律俳句の四字熟語版とでも言おうか、又吉の才能には毎回驚かされる。太宰などの純文学をはじめとした読書の経験が溢れるようにバカバカしい四字熟語を生み出すのだろう。「絶命読書」はまさに又吉のことなのではないか。彼の言葉を様々な書体を駆使し濃墨、青墨などで表現する書家・田中さんの書がすごく良く合っている。

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2017/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前衛大衆「前衛的なことをやっていれば、求道者とみなされ格好がつくという大衆的考え」 馬鹿駅員「根本原因を改善せず毎日イライラする」 仙人事故「仙人が人生をかけて研いたものがまったく無駄になった」 電車哀歌「終電の様子」 このあたりは面白かった。 あるあるな状況に当てはまる言葉を探していったのだろうが、センスがいる。 また、時折挟まれる長文が、面白い。

Posted byブクログ

2016/10/01

面白いわぁ。 「布団反復」「返事天才」「谷崎打擲」好き。 特に「返事天才」 せめて返事天才でいよう。

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