風に立つライオン の商品レビュー
読了した昨日14日は映画も封切、もとい公開初日だったのね 偶然よ、わたし自慢じゃないけど歌「風に立つライオン」も知らなかったし しかも この小説は映画主演の大沢たかおさんにお願いされていた小説だという 文庫本のカバーに映画化とあって大沢たかおさんの写真が出ているわ 友人から...
読了した昨日14日は映画も封切、もとい公開初日だったのね 偶然よ、わたし自慢じゃないけど歌「風に立つライオン」も知らなかったし しかも この小説は映画主演の大沢たかおさんにお願いされていた小説だという 文庫本のカバーに映画化とあって大沢たかおさんの写真が出ているわ 友人からドサッと廻ってきた本の中からこの文庫本見つけて 「おやおや、シングソングライターさんの本か」 なんてわたしから言わせれば作家さんとは区別していたわけで カバーに「花燃ゆ」の大沢さんが載ってなければ読まなかった まあ、初読みのさだまさしさんね 俳優さんや歌手さんやらが絵や文をものするのはいい 趣味の域を越えて出版なりするならば その職業と違う名前で世に出すべきではないかとわたしは思う ファンだけをねらうならそれでもいいのかもしれないが で、読後感はどうだったかだが 小説として立派ではありきちんと読ませる 映像としても盛り上がりも臨場感もよし、伝わるものもある しかし、どうしても先入観を持って読んでしまうのが難点かなあ 唄『風に立つライオン』のファンにはたまらない小説だろう
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【ガンバレー。涙】そう叫びたくなる。叫びたい。誰かにかける言葉として、また自分自身に。その時の状況により、ガンバレと言う言葉が辛く感じる状況のときもあるから伝えるのに躊躇うこともあるけれど。医療に携わる人には読んでほしい。人として医師としての感じ方が変わるかもしれない。いい意味で...
【ガンバレー。涙】そう叫びたくなる。叫びたい。誰かにかける言葉として、また自分自身に。その時の状況により、ガンバレと言う言葉が辛く感じる状況のときもあるから伝えるのに躊躇うこともあるけれど。医療に携わる人には読んでほしい。人として医師としての感じ方が変わるかもしれない。いい意味で。志の強さに涙する。フィクション。いつのまにか涙が流れ出してた。読了後は、人に優しくしたくなる。自分にも優しくしてあげたくなる。綺麗にまとめられた作品ね。誰かにバトンを引き継げる人はどれだけいるんだろう。素敵な生き方ね。涙腺崩壊
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年始の「生さだ」で聴いた曲。読んでみて、ケニアの某病院の現状は若かりし日、研修で度々登場していた事を懐かしく思い出し、この作品にご縁を感じました。島田医師の人として、医師としての高い志に胸を打たれました。そしてそれが時間と場所を越えて伝えられていく事に感動しました。 人として大...
年始の「生さだ」で聴いた曲。読んでみて、ケニアの某病院の現状は若かりし日、研修で度々登場していた事を懐かしく思い出し、この作品にご縁を感じました。島田医師の人として、医師としての高い志に胸を打たれました。そしてそれが時間と場所を越えて伝えられていく事に感動しました。 人として大切なことは何なのか深く考えさせられました。
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久しぶりに読んだ、さだまさし氏の小説。本書の元になる曲があったとは知らなかった。 若い医師の航一郎は、アフリカへ行くことを決意する。伝染病の研究者だったが、ケニアで戦傷者の手当てをする病院に出向する。設定は1980年代後半から90年代初めだが、60年代にモデルとなる医師がいて、さ...
久しぶりに読んだ、さだまさし氏の小説。本書の元になる曲があったとは知らなかった。 若い医師の航一郎は、アフリカへ行くことを決意する。伝染病の研究者だったが、ケニアで戦傷者の手当てをする病院に出向する。設定は1980年代後半から90年代初めだが、60年代にモデルとなる医師がいて、さだ氏の友人であるという。 本書は、航一郎の知人たちが彼を回想する形で、書簡もあれば思い出話の形式でも進む。個人的には、人が話して説明するスタイルはあまり好きではない。それでも、アフリカの伝染病や紛争について、著者がよく勉強をしたことも分かり、前にも書いたが、本職が音楽家のさだ氏の文章が素晴らしい。物語の芯は、航一郎に治療された元アフリカ少年兵が、彼の意志を継ぎ、それを伝えて行くというもの。 感動的で美しい。でも作品としては、眉山の方が好きだった。
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涙する場面が多々。 航一郎の人柄、生き方に影響を受けたり、関わったりした人たちのまさに命のリレーであり、善意のリレー。 世界の紛争地帯の悲劇、日本の自然災害での悲劇、その中で、善意があり、救われる人がいて、、、。 ガンバレ、は自分に言う言葉。
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アフリカで活躍した実在する日本人医師のフィクションの物語。 東日本大震災と絡めてくる物語は所々が実話なので胸が苦しくなる…ちっとキレイ過ぎる物語だが涙腺が緩むし、人に優しくしたくなる物語。また、著者は医師には、こうあって欲しいと訴えているのだろうか…? まず、アフリカという異国...
アフリカで活躍した実在する日本人医師のフィクションの物語。 東日本大震災と絡めてくる物語は所々が実話なので胸が苦しくなる…ちっとキレイ過ぎる物語だが涙腺が緩むし、人に優しくしたくなる物語。また、著者は医師には、こうあって欲しいと訴えているのだろうか…? まず、アフリカという異国の地の事も全く知らなかった…戦争や病気の事など…知らない事が沢山あった…ここに行く全世界の医師や、なにも知らなくても極限の中に再度身を投げ出す医師は、医師たる認識が絶対的違うと思う。 私も経験ある。よく聞く話だが病院に行って五分で診察終り、質問するとこうだと断定する医師、顔を見ないで話す医師、この物語でもあるように、見下している事が多々ある。そんな態度だと、治ってないし…治してみろ!!と言いたくなる時が多々ある! 私達は医師に対して恐縮する事があるが治してて欲しいから、謙虚な態度というのがわかってない。普通の企業だったら超クレームものです。 勿論そんな医師じゃない人も私は知っている。その様な医師は、まず患者の話を真剣に聞いていると思う。病は気からって言葉があるけど、言葉を聞きちゃんと説明して不安を取り除くのも医師の仕事だと…思った事がある。この物語でもそんな事が、書かれていたので共感した。 この本で書かれている言葉… 「笑わなきゃ人間じゃない。笑うのは人間の特権なんだ!」 これって、人間にとって一番の特効薬な気がした。この物語の医師と、震災地の避難所の男性に常に暖かく、笑っていたと思う。 最後に。 キレイ過ぎる本も、読書の心を浮き彫りにする事も学んで本だなーお思いました。
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良い話だ。 引き継がれる善意の話。 とても、感動的、涙無くして読めません。 ただ、あまりにも良い話すぎて、 素直に感動出来ないひねくれた自分もいます。
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とても立派な人の話。 個人的に誰かアゲの話はしんどいんですが(立派なとても素晴らしい人であることは伝わりました。こういう方が一人でも多くでてほしい)才能ある方は多才なんだなぁとそこに感動しました。 自分がだいぶ疲れているなとなんか実感してしまいました。
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さださんの凄さ。素直に涙できる作品です。 被災地でガンバレーと叫ぶ情景に涙が止まらなかった。 フリーダムは自由ではなく自助。
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アフリカ、日本、どこにいたってみんな生きている。命に関する物語はやっぱり読んでいて苦しくなるけど、強さもある。戦争は絶対にいやだ。ケニアには行ったことはないけれど、いつか行きたいな。つらいけど優しい。悲しいけどパワーをもらえる。そんな、あったかい話でした。夢は叶う。ダイジョブ。
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