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償いの婚礼 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2020/07/04

設定としても伏線としても、いろいろ盛り盛りだったから、いざ走ってみたら思わせ振りなだけだった部分も多くて、ページ数多い分ちょっともったいなかったかなぁ。。。てか、もしかしてこれはスピンオフ用?!w

Posted byブクログ

2017/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1日に二冊を読了。 こちらはわずか数時間で読み終えました。 面白かったです。 まるでフランスを舞台にしたマフィア映画を見ているようでした。 フランスの侯爵位を持つイケメン実業家と日本人の超エリート医師の恋愛。 彼に妹を殺害されたと信じ込み、激しい憎悪と相反する愛情、執着を抱く侯爵に必死で己れの無実を訴え続ける桐矢だが、巧妙に仕組まれた罠にはめられた彼は強盗殺人犯として監獄に入れられる。 何とか無実を晴らしたいと脱獄し、身を隠して無認可診療所で働き続ける桐矢はついに侯爵に見つかり、囚われるの身となった。 ―自首するか、自ら命を絶つか、それとも一生、私の花嫁として囚われの身となって尽くし続けるか? 彼を好きな桐矢は侯爵の「花嫁」となることを選ぶが―。 最後には自らの生命を賭けて侯爵を助けようとした桐矢の身の潔白を侯爵も信じます。 意識不明のまま眠り続けていた桐矢はやがて意識を取り戻し、侯爵の心からの謝罪を受けることに。 それでも彼の元を去ろうとする桐矢に侯爵は跪いて愛と許しを請います。 私はマフィアとか組織とかはよく判らないので、もしかしたら不自然なところもあるのかもですが、仮にそんな部分があったとしても、勢いで読めてしまうほど迫力のある作品でした。 ☆四つかなというところですが、面白かったので、星五つ。 蛇足ですが、表紙イラストがイマイチ、作品のイメージと合わないような気が私的にはしました。 何か高潔な精神を持つ侯爵がイケメンだけど、チャラい遊び人風みたいで、、、 桐矢の方はお堅い医師というイメージにはぴったりだけど、ドレスを着ているからには、もう少し中性的な妖しい色香を持つ美青年に描いて欲しかった―というのは読者のワガママですね。

Posted byブクログ

2015/01/15

金髪碧眼のフランス人青年貴族イレール×冤罪で逮捕され濡れ衣を晴らそうと脱獄した眼鏡和風美人で元医師の桐矢。 南仏を舞台にした、コテコテのHQ級すれ違いものでした。 イレールが桁外れにリッチでハイソサエティな男なので、まず全体的なスケールの大きさに目を奪われてしまいました。 桐矢が...

金髪碧眼のフランス人青年貴族イレール×冤罪で逮捕され濡れ衣を晴らそうと脱獄した眼鏡和風美人で元医師の桐矢。 南仏を舞台にした、コテコテのHQ級すれ違いものでした。 イレールが桁外れにリッチでハイソサエティな男なので、まず全体的なスケールの大きさに目を奪われてしまいました。 桐矢がイレールによって監禁された場所が、切り立った断崖の上に建てられているけど夢のように美しい古城で。 それ復讐になるんでしょうか?と思わずツッコミました。 イレールは、桐矢のことを許せずに鬼畜に監禁陵辱してしまうので最初は酷いなと思いました。桐矢も桐矢で、身分差や互いのかけ離れた立場から自分の恋心に素直になれず、拒絶してしまって焦れ焦れさせられていた上に、イレールの誤解でさらに焦れ焦れがアップ。 でも本当のことは信じてもらえなくて、嘘ばかり信じ込まれてしまった桐矢の辛くて悲しい心中を思うと、不憫で仕方なかったです。 桐矢には次から次へと精神的にも身体的にもヘビーな危機が襲い掛かり、最後の最後のギリギリまで心配させられました。 …ただ、その分しっかり胸のすくようなラストが控えていて、最後はおおいにスッキリしました。文句なかったですww エロ的にも愛した相手に裏切られた未練が感じられる鬼畜攻だったので、まだ甘い方。それより、監禁陵辱で目覚めちゃった桐矢の方が以後大化けしそうで気になりました。 本編では描かれていなかったイレールの胸中はどんなものだったのか、特典ペーパーには描かれているんでしょうか?読んでいないので興味津々です。 そして裏版のカジノ王の方のダークエロスも、ぜひ読んでみたいです。

Posted byブクログ