メッセージ の商品レビュー
BLなのに全然ふたりがくっつかず、もどかしい気持ちで3冊目。恋愛小説で魚住くんが少しずつ心を取り戻していく物語だと思ってたら、さらなる不幸が。でも逆説的にそれによって感情を取り戻していっている流れが、今までで1番良かった
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魚住くんシリーズ Ⅲ 久留米や仲間たちとの日常に徐々に変化を見せていく魚住くん。クリスマスの天使役のボランティアで知り合った事情を抱えた女子中学生・さちのとの出会いは、魚住にとってもさちのにとっても人生を変えるほどのものだった。 このままいい方向に行くのかと思った矢先の不幸な出...
魚住くんシリーズ Ⅲ 久留米や仲間たちとの日常に徐々に変化を見せていく魚住くん。クリスマスの天使役のボランティアで知り合った事情を抱えた女子中学生・さちのとの出会いは、魚住にとってもさちのにとっても人生を変えるほどのものだった。 このままいい方向に行くのかと思った矢先の不幸な出来事。それをきっかけに再び心を閉ざしてしまう魚住。そして…… 辛い。辛すぎる。 魚住くんのあまりの不運、いや不運という言葉では足りないほどの運命の仕打ちに呆然とする。大事な人の死をこれほどまでに経験しながら壊れないでいられる人がいるのか。 そして一番大切な人を失うことへの恐れから魚住がとった行動に胸が苦しくなる。 そして、久留米の元に届いた過去からの手紙。これは泣かずには読めないよね。最後は久留米や魚住と共に涙涙でした。二人の成り行きは自然な帰結として受け入れられた。 あと2巻。どんな結末を迎えるのか。期待と不安を抱きながら読み進めます。
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悲しくて切なくて、でもその分暖かく愛おしい光に気付けた、そんな一冊だった。 悲しい場面や暖かい場面で何度も涙が込み上げてきたのだけど、さちのに心を開いた魚住の、人間らしい一面を見た時が1番グッときた。 サリームやマリ達との日常もとっても好きだ。 4人の団欒の場面はずっとみていたいし、サリームの変わり種餃子食べたい! 大学の研究チームでのやりとりの場面も良い。 どうか魚住がこのまま笑顔で過ごせますように、と願ってやまない。 最後の章もとても良かったなぁ。
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初めてこれを読んだときから10年近く経ってしまって、内容もすっかり忘れてしまっていたけれど。最近なぜかずっと読みたいと思っていてやっと読めた。 こんなに痛くて辛くて愛しいお話だったんだ、と泣きに泣いた。 ここからは私の話も書かせてください。 これを初めて読んだ時はたぶん感動とかで泣いていたと思うけど、今ほど痛みは感じていなかっただろうなーと思った。 というのも、数年前(=初めてこの本を読んだ数年後)に私も相次いで大切な人を突然亡くして心を病んだので、今の自分が魚住の経験の一部をなぞっているようでとにかく辛かった。 だから魚住が久留米を怖いと避けたときも、直感的に彼の気持ちが分かる、と思った。 自分も暗闇の中にいる時、あの子が、あの人がいなくなったら、家族が死んだらどうしよう、次こそもうだめだとばかり思って毎日怯えて暮らしていたから。 正直途中で読むのを止めようかすごく悩んだ。今も精神的にあまり安定していないので、これをきっかけにどうにかなったらやばいなあと思ったけど、魚住にはちゃんと抱きしめてくれる人がそばにいて、生きている人の温かさを教えてくれたんだと感じられたから読んで本当に良かった。本当に。 もともとの性的指向はあっても、説明は上手くできなくても、魚住と久留米の間には愛だけがあって、これさえあれば人は生きていけると思える終わり方だった。
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魚住くんシリーズがBLの枠を超えた作品と呼ばれる意味がわかった今作。 せっかく心を通わせることができた少女が目の前で亡くなってしまう衝撃…。 この作品の登場人物は良い人ばかりなので、みんなに幸せになってもらいたいのにどうしてこうも切ないんだろう。 魚住と久留米の関係が大きく動き出しそうなので今後の展開が楽しみです。
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大好きな魚住くんシリーズの中でも最も泣ける胸に響くストーリーでした!読み終わってからタイトルの意味が胸に刺さります!
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あらすじや評価を見ずに読み始めて、途中嫌な予感を抱きつつ読み進め…あまりの展開に思わず息を飲んだ。 先が気になるのに怖くてページを捲れなくなったのは初めて。 心を通わせ始めた少女を目の前で失った魚住くんが、ひとり取り残される恐怖に怯え自らを傷つけてしまうまでの描写が恐ろしくて悲しくて。 でも、魚住くんのまわりには久留米をはじめ、やさしくて強いひとたちがたくさんいてくれて本当によかった。
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装丁のイメージからして、ほわんとした穏やかな物語を想像して読み始めたらなんと!重いこと!!胸が締め付けられるような苦しみと悲しさ。でもきっとそんな出来事を乗り越えて人間らしさを取り戻していくんだろうね。それにしても、先気になります。
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去年の10月にも読んでいるのだが、なぜかレビューを書いていない。泣いたのに。 そして今回もまたこらえきれず泣いてしまった。1年越しの再読で泣くってなかなかないのではと思う。 おそらく前回は早く続きを読みたくてレビューどころじゃなかったのかな!と思うので改めてレビュー。 途中薄々嫌な予感はしたけれど、なかなか残酷で、とにかく痛々しくて、でも非常に現実味を帯びた描写。 魚住に久留米がいて本当に良かった、と心から思える話だった。 そしていわゆるBL作品なのだが、読んでいると男同士とか関係なく、この2人の恋愛が羨ましく思えた。あまり小説を読んで思ったことはないのだが、なんというか、こんな恋愛をしたいなぁと思う。そんな相手、いないけれどね…… あと2冊……実は最終巻を読めていない(もったいなくて)ため、ハッピーエンドでこのまま終わって欲しいものだ
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買ったのはけっこう前だけど楽しみでとっておいた! 冬っぽい表紙だし今かな!と思って読んだ! なんか、知ってたけど、BLってタグでいいのか悩むほどけっこうテーマが重い・・ でもジャンルはBLだと思う イチャイチャパート以外も重いけど、おもしろい けど、 やっぱりイチャイチャパートがいい 最後ー! もうー!!もう! キスだけでこんだけ描けるってすごいな えろいな 続き(キスの)が読みたいww
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