本格ミステリー・ワールド(2015) の商品レビュー

島田荘司(その他)

2017/12/11

日本の本格ミステリーが「ＨＯＮＫＡＫＵ」として海外に紹介する『ＥＱＭＭ』プロジェクトというものがあることを知りました。日本の本格が海外の読者に受け入れられるのか気になります。
作家自身による近況報告のページも面白かった、というよりも興味深かったです。１年間傾注した作品が日の目を見なかったと嘆く作家さんがいたかと思うと、本が売れなくて懐がさびしいと訴える作家さんがいたりして、作家稼業もなかなかに厳しいようです。
二階堂黎人氏の『吸血の家（短編版）』が収録されていましたが、そうそうあの雪密室のトリックはこんなものだったと思い出しました。でも、長編版ではこれはメイントリックではないのですが（笑）

2015/04/10

島田荘司が監修という事もあり、豪華である。そして、読みごたえもある。読者としては非常に楽しませていただけて、ありがたい。