「おっさんレンタル」日記 の商品レビュー

西本貴信(著者)

2023/09/26

気分転換にサラッと読めるかなーと思って図書館で借りたら、思わずうるっときてしまいました。

今、「おっさんレンタル」のHPを見てみたら、創業11年目になっていました。
西本さん以外のおっさんも多数いらっしゃるようで、あれから拡大したんだなぁ…と感慨深かったです。

新しいことを始めることはすごいことです。
知らない人からの依頼を全てこなすということはすごいことです。
なんだかすごすぎて、勇気をもらえました。

2023/02/16

自分もやってみたいが、年齢性別的になんかしっくりこない。やっぱりおっさんって響きがなんかいいのかもしれない。
自分も利用してみたいと思ったし、需要を見つけて仕事に変えていけることがすごいと思った。

2019/04/21

2019/04/16読了

「おっさんレンタル」ってもっと普遍的な試みかと思ったけど
それはまた別の話なのかな
自分が一時間千円であらゆる人と出会い、「おっさん」として接して行く中での人生、そしておっさんになってもチャレンジできる、前向きな考え方になれる！と
人生の楽しさや大切さや、なによりポジティブシンキングな気持ちになれる体験談でした。
何気なく読んでみたが面白かった。

2018/10/26

「おっさんレンタル」は何ぞや？

1時間1000円でおっさん（著者）をレンタルするという不思議なお仕事。

はじめたきっかけや色々な人達のエピソードなどとても興味深かったです。

4年前の本ですが、読後にちょっと調べたら今は「おっさんレンタル」のサイトがあって沢山のおっさんが登録してあって驚いた。

http://ossanrental.thebase.in/

今やビジネスとして確立してるんですね。

2018/08/04

おっさんレンタルという不思議な副業をする男の日記。
最初は考えなしに始めた副業であったが、次第に費用に見合う『サービス』の確立を目標とするようになり、失敗と検証を重ねていく。依頼人の様々な人生ドラマを追体験する事で、生き方のデータベースを蓄積し、人生観や仕事観を確立していく。

2018/01/17

1時間1000円で、依頼内容に応える「おっさんレンタル」サービスの運営者が語る、依頼者との交流エピソード。

依頼者の色々な想いや悩みと向き合うことで、著者自身の人生観も変わっていくわけですが、あらためて出会いは大切にしたいものです。

2017/08/13

知る人ぞ知るサービス・職業｢おっさんレンタル｣、その実態が実体験のもと記されている。
｢スキル・経験が有り、結構イケてる｣と勘違い中のおっさんを一時間千円からレンタル出来るサービス。
読む前は、面白可笑しく書かれたエッセイだろうというイメージだったけど、思っていた以上に人間ドラマに溢れていた。
相談に乗ったり愚痴を聞いたりする事が多いため、｢話を聞くだけでお金を貰える仕事｣と批判されたり、試されるような過酷な依頼が来たり、かなり重い人生相談を受けたり、生半可な気持ちでは出来ない仕事の上に理解され難いという実情も伺える。
著者は家族の理解に恵まれていて、だからこそ生じた甘えを自覚して反省したり、本当に家族とこの仕事を誇りに思って大切にしている様子が伝わり、好感が持てた。
この副業をしなくても本業がきちんとあり、家庭もあり、しなければならない必要に迫られて始めた仕事ではないにも関わらず、必然だったように著者とこのサービスを始めた事と依頼者達は結びついた。
その結果著者は｢人は誰かに必要とされる、認められることで、本当に生きてる実感を持てる｣という気づきに行き着いた。
今日もどこかでレンタルされたおっさんが、予期せぬ大変な依頼や、素敵な体験を積み重ねているのだろうと思う。

2017/05/28

おっさんだから出来た副業なのかなと思います。
依頼内容に相談が多いというの、わかります。多くの人は誰かに話を聞いてほしい。だけど誰に話したらいいのかわからない。
著者が最後に言っていたように、依頼を通して著者自身が人生の輝きを見つけ変わったた。人との触れ合いは自分を成長させてくれる。
面白いところに目をつけたなと思います。

2017/02/18

妻の友人の薦めで読んだ。1000円で主人公（おっさん）がレンタルされ、そこで出会った人や家族との話。レンタル先で悩みを聞いたりする仕事をするうちに、最終章では仕事への向き合い方や家族や自分自身について考え直すようすがよかった。

2016/03/09

「おっさん」は著者西本氏本人。１時間1000円の「おっさん」をレンタルする人は様々。90歳のご婦人、早くに父を亡くした青年、好きな女性に告白できない男性、裕福な家の女子医学生、母子家庭の子ども…。心に傷を負っていたり悩みを抱えていたり、そんな依頼者たちに優しく、ときには厳しく接する西本氏はこう語る。「おっさん」を尊敬され、頼りにされる存在にしたいと。