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死神うどんカフェ1号店(三杯目) の商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2023/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前回の続きだった。 それに加え今回は、主人公が溺れた時に助けてくれた男の子が自殺を何回もしようとしていたことを知るところから始まった。 なぜ自殺をしようと思ったのか、またその男の子の担当の死神などが出てくるなど、重そうなストーリーかと思ったが、あまり重くなくてよかった。

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2021/05/30

目黒先輩が困ってしまったという話の部分、妙にリアルでハッとさせられます。 須磨さんがいて、本当によかった。 この本を読んだ子達の周りにも、そういった大人が居てくれますように。

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2021/01/03

少しずつ、でもたしかに、動き出す時計の針。 この世は喜びと感動に満ちている、できればそれらを感じる心を大切にしていたい。 キャラクターの個性がきらりと光る、三杯目も満点の食べ応えです。

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2020/11/22

希子の青いサマードレスが素敵。 今回は希子と亜吉良が助けた男の子、栄くんとのお話。死について考えてしまう時期って意外とみんなあるのかな。人はいつか死ぬ、ならどうして今生きているんだろう?正解はわからないんだろうな。 みんなの距離が縮まっていて読んでてほっこりする。風雅もなかなかい...

希子の青いサマードレスが素敵。 今回は希子と亜吉良が助けた男の子、栄くんとのお話。死について考えてしまう時期って意外とみんなあるのかな。人はいつか死ぬ、ならどうして今生きているんだろう?正解はわからないんだろうな。 みんなの距離が縮まっていて読んでてほっこりする。風雅もなかなかいいキャラだった。目黒先輩と須磨さんも素敵〜。そして安定の月太郎…かわいい…!

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2018/12/30

ちょっと物足りないけれど、幼いながらに傷ついていた栄くんが、あきらと話すことで、生きる希望を少し持てたことはよかったのかな。あと、須磨さんの話も、ちょっといきなりな感じはあったけど、困った時は助けてくれる良い大人がいることを知っておくことって話は、ほんと、そうだよね。困った状況に...

ちょっと物足りないけれど、幼いながらに傷ついていた栄くんが、あきらと話すことで、生きる希望を少し持てたことはよかったのかな。あと、須磨さんの話も、ちょっといきなりな感じはあったけど、困った時は助けてくれる良い大人がいることを知っておくことって話は、ほんと、そうだよね。困った状況にある子ども、若者には知っていてほしいって思う。

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2018/11/02

今回登場する栄くんは、「死ぬ」ということへの恐怖のあまり、自殺未遂を繰り返してしまう男の子。 思い返せば私も小学生の頃、死ぬことってものすごく怖いことだと思ってた。 何があるわけでもないのに、「親や祖父母や兄弟、自分が死んでしまったら…」と考えてしまって、夜中に一人で泣くこともあ...

今回登場する栄くんは、「死ぬ」ということへの恐怖のあまり、自殺未遂を繰り返してしまう男の子。 思い返せば私も小学生の頃、死ぬことってものすごく怖いことだと思ってた。 何があるわけでもないのに、「親や祖父母や兄弟、自分が死んでしまったら…」と考えてしまって、夜中に一人で泣くこともあった。 だから、今回の巻での三田くんの言葉は、ほっとさせられた。「今は死ぬことが怖くても大丈夫。そのうち平気になるよ」 今も怖いけど、子どもの頃ほどじゃなくなったのは確か。 自分の子どもも同じことを考えて、夜眠れなくなったりしてしまうかもしれない。 その時は、大丈夫、と言ってあげよう。

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2016/11/11

死神がうどん屋を始めた三冊目。 恐らくシリーズを通しての問題に、一応の終止符が打たれたのではないか、と思う三冊目。 大変参考になる『大人』が登場する。 が、しかしながら一つものを言いたいのは、このお話で副核となっている大人の存在についてか。 悪い大人と良い大人がいる、とこの話で...

死神がうどん屋を始めた三冊目。 恐らくシリーズを通しての問題に、一応の終止符が打たれたのではないか、と思う三冊目。 大変参考になる『大人』が登場する。 が、しかしながら一つものを言いたいのは、このお話で副核となっている大人の存在についてか。 悪い大人と良い大人がいる、とこの話では告げられているが、大人は二種類で分別できる程に簡単なものではないし、同様に子供もそうだ。ってか、まず人間として考えると、単純過ぎるだろう、この解釈は? と首を傾げたところもあった。 だがまぁ、面白かった。 今のところ三冊読んだが、三番目に面白い。

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2016/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生きがいを与え合うような人間関係の輪が読んでいて心地よい、そして、三田くんがいろいろな意味で一歩踏み込んだ会話をするようになった3巻 ①主人公2人の関係について 三田くんと希子さんの関係が絶妙だなとなんとなく思った。 ・生身の人間では、希子だけが三田くんのことを正しく認識できる。(新しく人間関係を開拓していく可能性はある?) ・いろいろな場面で二人は価値観が似ていることが分かる。 ・それぞれの男性性・女性性の違いが現れている。 ・希子の親子問題を三田くんがフォローしたり、三田くんに負い目を感じさせないように希子が気遣ったりして、お互いに補い合っている。 ・一人称小説で常に希子視点なので、三田くんが希子のことを実際どう思っているか、声と表情に現れた部分以外は明確になっていない。 なんか不思議な感じ。今後二人の関係どうなっていくんだろうなー。 ②栄くんについて 人は必ず死ぬという事実が、生きていることの意味を消し去り、自殺未遂を引き起こすということ、不思議な感じがする。 半死人と向き合うことで死ぬことについて問い直したこと。無意味感を払拭するような人間関係に触れることができたこと。 生死も大きなテーマの一つなんだろうけれど、いろいろとバランスをとって描くのが大変そうな。 辻村深月『ツナグ』の文庫の巻末の解説に描かれていたことをなんとなく思い出した。 ③須磨さんについて お金を受け取るに値するかを見極めるための書類。借用ではなく投資であることを伝えて、金額の重みを意識させ、目の前で一対一の状況で書かせるという戦略。 それでもウソを書いてしまう人っていそうな気がする。ちゃんと負い目を感じて立ち去っただけ、良心が働く余地があったということなんだろうなぁ... 須磨さんが、まだ大人になっていない人たちを体と頭で守ろうと思うようになったのには、どんな理由やキッカケがあったんだろう。そして、どうやってその術を身に着けたのだろう。 _____ ということで、とかく登場人物が魅力的で惚れ込んでしまったので、一気に読めた。

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2016/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館より。 さらりと読了。 シリーズを続けて読んできて、何となく気になり始めてきた感じ。 素敵な大人になりたいものだ。

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2015/08/02

シリーズ三杯目。 あの時助けた男の子の話。 心を閉ざしていた希子ちゃんが、変わっていく過程で、「生きること」を考えた前巻から「死ぬこと」を考える今巻。 死ぬことへの恐怖心は忘れてはいけないけど囚われてもいけない。 須磨さんはかっこいい大人。 しかしその須磨さんに対する希子ちゃん...

シリーズ三杯目。 あの時助けた男の子の話。 心を閉ざしていた希子ちゃんが、変わっていく過程で、「生きること」を考えた前巻から「死ぬこと」を考える今巻。 死ぬことへの恐怖心は忘れてはいけないけど囚われてもいけない。 須磨さんはかっこいい大人。 しかしその須磨さんに対する希子ちゃんの考え方や対応の仕方も非常に好感。 表紙のサマードレスめちゃくちゃ可愛いな!

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