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2040年の新世界 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2019/03/05

3Dプリンタが変える未来。フードプリンタ、バイオ(臓器)プリンティング、 最終的には自分自身をプリントできるプリンタまで。

Posted byブクログ

2019/02/11

サブタイトルにもあるとおり,この本は3Dプリンタについての本である。これを書いているこの本が出た頃に比べると3Dプリンタの話題は少し落ち着いた感がある(2016年8月現在)が,この本は2040年の話である。まだまだこれからなのである。2Dでできることでさえまだ作り尽くしたわけでは...

サブタイトルにもあるとおり,この本は3Dプリンタについての本である。これを書いているこの本が出た頃に比べると3Dプリンタの話題は少し落ち着いた感がある(2016年8月現在)が,この本は2040年の話である。まだまだこれからなのである。2Dでできることでさえまだ作り尽くしたわけではない。 正直なところ,冷静な分析ではないかもしれない。でも,いやだからこそ3Dプリンタへの希望と期待が生じずにはいられない。3Dプリンタの特徴を活かして書かれており,できそうな気はする。2040年にそうなっているかどうかは問題ではない。これを読んで,ひとつでも近づけること,その道を進もうとすることなのではないだろうか。

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2018/11/04

3Dプリンタで、機械はもちろん武器・食物・臓器、見たこともないモノまで何でも簡単に作れる未来がやってくる。すばらしいのか?恐ろしいのか?

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2015/07/26

15/07/26読了。3dプリントの過去現在未来を描いた本。ただプラスチック製のパーツを作れるだけではなく臓器や食物までもプリントできてしまうとか。また、3dプリンタを取り巻く法整備や社会も描いている。要要約か。ボリュームタフネス。

Posted byブクログ

2015/04/23

我々が向かえる近未来について3Dプリンタの衝撃を語った書。本の内容はもちろんだが、本の厚みにも圧倒される。 個人から発信されるものづくりが今注目を集めていることは、クリス・アンダーソンの『MAKERS』からも周知の事実である。中でも、3Dプリンタの登場によりいとも簡単に個人が銃...

我々が向かえる近未来について3Dプリンタの衝撃を語った書。本の内容はもちろんだが、本の厚みにも圧倒される。 個人から発信されるものづくりが今注目を集めていることは、クリス・アンダーソンの『MAKERS』からも周知の事実である。中でも、3Dプリンタの登場によりいとも簡単に個人が銃器を入手できるようになったことは、すでにマスコミでも取り上げられることとなった。 3Dプリンタの技術は一分野に留まらず、食料や臓器の製造、さらには現実世界では作り得ない造形物までをも可能としている。この成長著しい技術的進歩とは裏腹に、規則・法制度はまだその入り口に足を踏み入れたにすぎない。 人が考え、想像できるSFのような世界が今後ますますその姿を露にすることだろう。脅威と言えば脅威、楽しみと言えば楽しみな世界の広がりを前に、個人のそして社会の在り方が今まさに問われているのかもしれない。

Posted byブクログ

2015/02/15

2040年の新世界 ホッド・リプソン、メルバ・カーマン著 3Dプリンターが変える暮らしと社会 2015/2/15付日本経済新聞 朝刊  新しいものづくりの手法として注目される3Dプリンターが、今から20~30年後にはどこまで進化し、何が可能になって、それが暮らしや社会にどう...

2040年の新世界 ホッド・リプソン、メルバ・カーマン著 3Dプリンターが変える暮らしと社会 2015/2/15付日本経済新聞 朝刊  新しいものづくりの手法として注目される3Dプリンターが、今から20~30年後にはどこまで進化し、何が可能になって、それが暮らしや社会にどういう影響を及ぼしているか、などを幅広く論じた好著だ。ただし、3Dプリンターがもたらす「すばらしき新世界」を手放しで描き出しているわけではない。  むろん低コスト・大量生産と高コスト・特注生産のいいとこどり、をねらう仕組みや技術的な発展を丁寧に説明し、それが個人ベースの起業やイノベーションの促進に貢献することを強調する。しかし、議論の重点は製造業を革新する仕組み、という文脈にあるのではない。むしろ、進化する3Dプリンターがわれわれの仕事、食生活、医療、さらには教育、遊び、芸術など創造的活動をどう変えていくか、現行の法律・規範や文化などとどう対立するか、に考察の目が向けられており、興味深い。  例えば、3Dプリンターで制作された補聴器のオーダーは全世界で1千万個に達するといわれているが、今後、義肢や関節などの制作にとどまらず、幹細胞を含んだゲルをインク代わりにプリントして身体・臓器のパーツが作られるようになったらどうなるか。栄養価などを調節した好みの料理が薬品・食品材料のプリントでできるようになったらどうか。SFのような状況が視野に入るが、半面で、すでに銃器の制作など好ましくない用例も散見される。個人の創造力が開放される一方で、3Dプリンターが生み出す新世界が突きつける問題は広く根も深い。  著者らは3Dプリンターの開発や普及活動に長い経験を持つ専門家。それだけに取り上げられる実例や考察は広範囲にわたり、印象的である。専門家ではない読者にとっては「3Dプリンター百科全書」とでもいうべき著作になっている。  2040年は原書名には無いが、視野に入れた20~30年後の中間をとったと思われる。日本ではまさに人口減少や高齢化社会が顕著に表れ、深刻な課題に直面している時期だろう。そこに向けて1人当たりの生産性を上げることや身の回りでのイノベーションを創発することが喫緊の課題だ。とすれば3Dプリンターの普及が持つ意義も影響も他国より一段と大きいに違いない。既存のものの新しい作り方ではなく、新しいものや価値観を創出する装置としての3Dプリンターは、コンピューターのような経済・社会を変える起爆剤になるのか、一読の価値がある。 原題=Fabricated (斉藤隆央訳、東洋経済新報社・2200円) ▼リプソン氏は米コーネル大准教授で、3Dプリンター関連の技術などが専門。カーマン氏はテクノロジーに詳しいライター。 《評》専修大学教授 西岡 幸一

Posted byブクログ

2015/02/03

これは3Dプリンターに特化した内容で、未来にはどのように使われていくか理解できますが、かなりマニアックな専門的な内容なので、興味をもつ人、実際にビジネスに関わる人だけが読めば良いでしょう。

Posted byブクログ

2015/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3Dプリンターの機能が進化することで広がる未来について、いろいろなジャンルの話が載っていた。 こういう発展に付帯して必要となるのは、材料工学のようなアプローチでの技術革新か、全ての分子構造を再現or模倣できるプリント用素材に関する革新的な発明なのかな、と思う。 今後この2点がどうクリアされていくのか、大変興味深い。

Posted byブクログ