そだちノート の商品レビュー
俵万智さんのツイッターが好きで、改めて読んでみようと本を一気に買った中の1冊。こどもが生まれてすぐに読んだのもあって、どの句も自分と重なって涙。プチ出産祝いにもおススメ。
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◆きっかけ ・『母の友』2015年5月号で紹介されていた ◆感想 ・俵さんの短歌。学校で教科書にのっていたサラダ記念日等を何首かや、さまざまなところで目にすることはあったけれど、彼女の書籍を一冊まるごと読んだのは初めてだった。妊娠~育児中の短歌たち。まさに今育児中の自分に、スッと入ってきたり、じーんと心が温かくなったりした。少し和風のカラフルな、優しくかわいらしい挿絵と俵さんのやさしい短歌。読むとあたたかな気持ちになる本。最近、ある店のトイレに貼ってあったおじいちゃん・おばあちゃんたちの沢山の川柳が面白い!と思ったことがあったので、川柳や短歌に少し興味が湧いていた。この本で短歌に振れて、自分もこの育児中に感じたことを、日記だけでなく、短歌にもしていきたいと思った。五七五七七の短文に凝縮する短歌。読み返したときに、その時の気持ちや情景を思い出すことができる気がする。 ◆引用 ・ことば あーじゃあじゃ、うんまばっぽー、この声がいつか言葉になってゆくのか...p54 →現在娘1才1ヶ月(明日で2ヶ月)。まさに最近考えていたこと。ことばにしてもらってなんだかじーんとした。 ・ことば みかん一つに言葉こんなにあふれおり かわ・たね・あまい・しる・いいにおい...p55 →こんな感覚を大切にしながら、娘に語りかけたい。 ・親と子 揺れながら前へ進まず子育てはおまえがくれた木馬の時間...p59 →大いに共感。
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