世界の美しい図書館 の商品レビュー

アフロ(著者),アマナイメージズ(著者)

2022/10/23

やはり表紙写真のような、ドーム天井にフレスコ画、回廊式の書架…といったヨーロッパのバロック建築は憧れるし、溜息の出るような美しさ。これが図書館だなんて贅沢…と今の私は思うけれど、それだけ本という存在の価値が今と全く違って高く、大切にされていたのだな。

修道院というのは質素なイメージが勝手にあったけど、立派な図書館が修道院図書館ばかりで驚いた。当時の学問の中心地であり、権力者への贈答品として家一軒と交換出来たというから、それを収める図書館も自然と立派なものになったのかな。

2022/09/08

タイトルどおり世界各国の美しい図書館の写真を楽しむ本。
写真を眺めるだけで楽しい。
伝統的な図書館、現代的な図書館、学校の図書館、町の図書館、整然とした図書館、崩したデザインの図書館、いろいろあります。
大学や修道院など知の中心と言える場所が多いです。

2022/05/14

図書館でひとめぼれ。個人的には遺跡のような図書館が大変好みでした。図書館目当てに旅程を組むのも面白そう。

2022/04/24

世界には自分の想像も出来ない、素晴らしい図書館がある事を再認識。やっぱり一度は海外で働きたい(=世界各地色んな所行きたいのが本音)。

2022/04/03

世界に現存する図書館の写真集。紀元前より始まったとされる記録して保存するという人類の行為が、やがて本を作り書架に保存し閲覧するという大きなものになっていく。特に本を貯蔵する容れ物としてのデザイン性や機能性といった、建築物としてみるととても面白く、行ってみたい気分になる。写真の画像を眺めて、想像の中で自身を配置してみる。古い建築からは古い書物の香りがしそうで、重厚感が漂う。現代建築ではコツコツとした靴の音が静まり返った建物の中で響きそうだ。新旧異なった『美しさ』の違いに触れながら、芸術のひとつとして完成された世界だと感じた。

2022/03/27

本に囲まれる至福な空間はそれだけで素晴らしいが、紹介されている図書館は空間そのものがとにかく美しい。
近代的な建築も悪くは無いが、やはり個人的には1700～1800年代頃に建てられた、壮麗な建物が好きだ。
隙間なくぎっしりと本で埋まる書棚を眺めているだけで、書籍と時間が凝縮された濃密な香りが漂ってくるよう。
叶うならば図書館巡りをしてみたくなる一冊だった。

2021/08/23

ピア・サポーターズMさんのおすすめ本です。
「図書館は本を借りるだけの場所ではありません。
利用する皆さんの心を満たし、また利用のしやすさを目指して、それらが両立する美しさを追求した数々の図書館が世界中に存在しています。
この本では長い歴史を積み重ねてきたものから、現代技術を尽くしたものまで、地域に根付く様々な図書館を収録しています。
中々外に出かけにくい今、お気に入りの本を片手に美しい図書館の世界へと飛び込んでみてください。」

最新の所在はOPACを確認してください。

TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00515898

2021/07/02

芸術作品のような図書館がたくさんあって目の保養。私の住んでいるところの図書館も紹介されてて嬉しかった。

2021/06/23

タイトル通り、世界中の美しい図書館を集めた一冊

宮殿のような図書館、教会のような図書館、近未来的なイベント会場のような図書館、舞台のような図書館、直線体が美しく光をたっぷり採りこむ現代建築の図書館

どのページを開いてもため息が出てしまう
どの図書館も個性豊かで強烈で圧倒的

だけど、きっとどの図書館も、扉を開くとあの古い紙の匂いがするのは一緒なんだろうな

2021/05/05

図書館好きとしては見逃せない一冊。

タイトル通り、最初のページからその美しさの虜になる。

知る人ぞ知る、有名図書館の建築の美しさ。
オールカラーの写真と解説が知を刺激する。

歴史や宗教、国や時代を反映した図書館は、人々の憩いの空間。

観光としても外せないが、いつかその美しい空間を堪能しながら好きな本を読み耽りたい。