調査と権力 の商品レビュー

松本悟(著者)

2019/06/09

なんか最近の読んだ本が少ない気がする、と思ったら、この子の登録を忘れていたらしい。

初めの方は、「調査」なるものへのそんな学術的なフレームワークとかあるんだぁ、と思ってかなり新鮮で面白かったけど、後の方は、ひたすら長編の事例分析になってしまったので、ちょっと読むのがしんどかった感はなくはない。読み物として伝えるために書いたというよりも、博論ほぼそのままなのかな？とか思うような趣の本。

結局、何事も、人々の「はかり」が重要になるんだよね。今読んでる正義論関係の話にすべて立ち戻り。答えのない世界。