形の素 の商品レビュー
色々なものを見てきて身体にインプットした作り手が、自分の中で消化して作品としてアウトプットする。作り手が主体となって物を作ってるんじゃなくて、過去から未来への物の連鎖、進化の流れの中にある、今現在の物を自分が作らされている、という感覚。ものつくりをする職業以外のどんな人にも当ては...
色々なものを見てきて身体にインプットした作り手が、自分の中で消化して作品としてアウトプットする。作り手が主体となって物を作ってるんじゃなくて、過去から未来への物の連鎖、進化の流れの中にある、今現在の物を自分が作らされている、という感覚。ものつくりをする職業以外のどんな人にも当てはまる気がする。人間自体、言って見れば遺伝子と経験の過去から未来への運び屋に過ぎないからなあ。
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坂田和実「ひとりよがりのものさし」を受け継いだ本。赤木明登・内田鋼一・長谷川竹次郎の3人のそれぞれの趣味で選ばれた古い物は、選者の個性が出ているが、それが読み手に感銘を与えると思う。 赤木明登の文章は、ここにきて彼なりに本質を捕まえることができてきたのか、彼の世界観と物の世界とが...
坂田和実「ひとりよがりのものさし」を受け継いだ本。赤木明登・内田鋼一・長谷川竹次郎の3人のそれぞれの趣味で選ばれた古い物は、選者の個性が出ているが、それが読み手に感銘を与えると思う。 赤木明登の文章は、ここにきて彼なりに本質を捕まえることができてきたのか、彼の世界観と物の世界とが(点程度だが)結びついていると感じる。
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