パラグアイ戦争史 トンプソンが見たパラグアイと三国同盟戦争 の商品レビュー
あまり日本では、有名でない3国戦争を書かれている。有名でないが、悲惨さでは、随一である。戦争前に170万いた国民が20万まで減ってしまった。日本も続けていれば、こうなったか、どうしようもない独裁者に引きずられて、一緒に死亡した兵士も国民も哀れである。上からの指示、あるいは、上から...
あまり日本では、有名でない3国戦争を書かれている。有名でないが、悲惨さでは、随一である。戦争前に170万いた国民が20万まで減ってしまった。日本も続けていれば、こうなったか、どうしようもない独裁者に引きずられて、一緒に死亡した兵士も国民も哀れである。上からの指示、あるいは、上からの考え方をそのまま、受け入れるのではなく、批判し、検討することが必要と思った。 そして、おかしいと思ったら、逃げることを考え、また、災いに合わないように考えることが一番である。でも、この本のパラグアイの状況では、難しかったかもしれないが、あと、戦闘の経過が書かれているが、地図が一つもないので、理解が難しい。パラグアイの地理の状況を理解している人は、少ないと思うので、ぜひ入れてほしかった。 自分以外を人間と思っていない独裁者に引きずられたかわいそうな国でした。また、1992年まで、独裁者が大統領となり、3人集まって話し合いをしているだけで陰謀を測っていると逮捕されることがあったと、封建的な状況がつい、最近まで、あったとは、驚きである。やはり、この本には、地図は、どうしても必要であると感じてしまう。 また、パラグアイは、チャコ戦争にも関与していたとは、驚きである。まさに、戦争にかかわり、戦争により辛酸をなめた国であった。
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