1,800円以上の注文で送料無料

柳花叢書 河童のお弟子 の商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/02/17

河童駒引、読むの大変…。日本各地に河童伝承あるのに、なんで自分ちの周りじゃ聞かないのかなー、と詰まらなく思います。 やっぱり分け入ってもわけいっても山、くらいなとこでないと駄目なのか…と。

Posted byブクログ

2015/09/06

泉鏡花と柳田國男を愛読して育った「おばけずき」の少年は、長じて文壇の寵児となる。「河童」をキイワードに、濃密に繋がる泉&柳&龍。河童研究の嚆矢である柳田の「山島民譚集」は「遠野物語」に繋がっている。河童が沢山でてくるね。同書に触発され、西洋の文学や哲学をも織り交ぜた芥川の「河童」...

泉鏡花と柳田國男を愛読して育った「おばけずき」の少年は、長じて文壇の寵児となる。「河童」をキイワードに、濃密に繋がる泉&柳&龍。河童研究の嚆矢である柳田の「山島民譚集」は「遠野物語」に繋がっている。河童が沢山でてくるね。同書に触発され、西洋の文学や哲学をも織り交ぜた芥川の「河童」。彼の早すぎる死を悼む鏡花晩年の「貝の穴に河童の居る事」。師弟愛と河童愛を今に伝えるアンソロジー。20以上前の山形新幹線開通の頃のキャッチコピー「山形は山もキレイです。河もキレイです。星もキレイですよ。」を思い出す。陽水の歌も。

Posted byブクログ

2015/01/18

柳花叢書の第2巻。テーマは『河童』。 泉鏡花・柳田國男に加え、芥川龍之介の短篇、巻末には対談2本を収録。 河童というメジャーな妖怪をテーマにしていながら、読後感はまるで違っているのが面白い。

Posted byブクログ