発達障害のある子どもの運動と感覚遊びを根気よくサポートする! の商品レビュー
発達障害児の親向けの本。 タイトルにある「子ども」は親子の「子」じゃなくて本当に児童。 だっこできるサイズの子供が対象なので、大きい子や自分に応用するのはちょっと難しい。 しつけとか愛情とか精神論はぬきで、体を使って感覚を育てる方法がかいてある。 こういうことができないのはこう...
発達障害児の親向けの本。 タイトルにある「子ども」は親子の「子」じゃなくて本当に児童。 だっこできるサイズの子供が対象なので、大きい子や自分に応用するのはちょっと難しい。 しつけとか愛情とか精神論はぬきで、体を使って感覚を育てる方法がかいてある。 こういうことができないのはこういう機能が未発達な可能性がありますっていうのがたくさん書いてあって興味深い。 でもこれ程度の差こそあれあてはまらない子なんているのかな。 だからこそ誰にでも(診断される子から微妙になじめないだけの子まで)使えるのかな。 この子にはこういうサポートが必要、という知識が増えていくのは良いことだけど、あんまり子供を分類するのは危うい。 それって子供にありえないほどの理想をおしつけてそこから逸脱する(実はほとんどの)子を見限ろうとする目線のうらがえしなんじゃないかな。 この本自体は困っている部分を解決するてだすけをしましょうという趣旨だし、子供に変なレッテルをはらないよう気を配っているけれど。 自分にあてはまっているところがちょこちょこある。 親にもあてはまりそうなところがあった。 そんならうまくできなくても仕方なかったんだろうなってちょっと救われた。 私は順番に読んでいきたいタイプなので、レイアウトがちょっとみづらい。 どこから読んでいいかわからない。 センテンスがページをまたがないのはみやすい。 絵はかわいくない。 2歳も6歳も区別がつかないのはともかく、遊びの動きがよくわからない。 それとも私の理解力が足りないのかな。 これを読んでいたら自分の普通度がわかんなくなってきた。
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