むしのほん の商品レビュー
一見可愛らしい虫たちの本って感じなのだが、自分たちとは異質な虫(どうにも仲良くなれない)を殺してめでたしめでたし。 本当にめでたしでよいのか悪いのか…。
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みんな大好きエドワード・ゴーリー 「くろいむし」の運命やいかに? 会期末ぎりぎり間に合ったエドワード・ゴーリー展@松濤美術館も楽しかった!
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今の時代とはマッチしない内容だけど、 現実的だなぁと思って考えさせられる。 黒い虫のような人が排除されないために どうしたらいいんだろう。
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バイリンガル絵本。 親戚同士の青い虫、赤い虫、黄色い虫が、仲良く楽しく過ごしていました。 そこに、社交生活を無茶苦茶にする黒い大きな虫がやってきました。 ハッピーエンドが苦く感じるのは、ゴーリーだからかとも思ったが、後書きを読むとそう感じる読者は私だけではないみたい。 黒い虫に対してそこまで?というのと、平和で優しく見えた虫たちの「手紙」に狂気を感じた。
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エドワードゴーリーのいつも白黒のタッチとは違い、カラフルなのが新鮮だった。可愛い虫の話で、みんなで嫌なヤツをやっつけるのが面白い。クリスマスプレゼントとして限定販売されてたと言うのがなんともゴーリーっぽい。当時は差別的だと非難されたと言うが、ゴーリーを知らない人たちが言ってたんだ...
エドワードゴーリーのいつも白黒のタッチとは違い、カラフルなのが新鮮だった。可愛い虫の話で、みんなで嫌なヤツをやっつけるのが面白い。クリスマスプレゼントとして限定販売されてたと言うのがなんともゴーリーっぽい。当時は差別的だと非難されたと言うが、ゴーリーを知らない人たちが言ってたんだろうなと思う。
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珍しくカラーってこともあり、ゴーリーらしさが乏しい一冊。珍しい部類に入るのかな。それこそが狙いなのかもしれないけど、物語の焦点も、何だかぼやーっとしている感じ。異色作だけど評価できる、という向きはあるかもしれないけど、個人的にはいまひとつ。
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みんなで協力して自分たちの生活を侵すものをやっつける、というシンプルなストーリー。 近々こちらが原作の人形劇を観るので読んでみました。 ゴーリーは数作品しか読んだことがなかったけれど、これは控えめというか、私がイメージする「ゴーリーらしさ」 …残酷で不条理な、おぞましい、とか、そういうもの… よりは随分とやさしかったです。 ただ、「敵とみなしたものを協力してやっつける」という排他的なこわさは、確かにあるなぁ。
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このむしはbug。「蟲の神」のむしはinsect。うわーなんかその違い分かる!なんて思いながらページをめくります。ゴーリーらしい緻密な書き込みはなく、むしたちには色がついています。なんとなくほのぼのなんですが、でもなんとなくぞわぞわ…。これはハッピーエンド?いや絶対違うでしょ…。...
このむしはbug。「蟲の神」のむしはinsect。うわーなんかその違い分かる!なんて思いながらページをめくります。ゴーリーらしい緻密な書き込みはなく、むしたちには色がついています。なんとなくほのぼのなんですが、でもなんとなくぞわぞわ…。これはハッピーエンド?いや絶対違うでしょ…。そんな読後感のお話。柴田さんのあとがきにはアメリカならではの出来事や登場人物と作者の価値観にまで触れられていてうなりました。感覚で受け止めたぞわぞわや疑問符が文章で解説されるとこうなるんですね。
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