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ドキュメント 御嶽山大噴火 の商品レビュー

4.3

19件のお客様レビュー

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2024/06/16

噴火当時のレポをこれほど読んだのは今回が初めて。実際に登るに当たって読んだけれど、もっと早く読んでもよかったのかもしれない。自然には驚異があること、山には驚異があること、知っていても分かっていなかった。なくなった人の人数の多さ、噴石降灰の量、大災害だった。来月登るときどのような気...

噴火当時のレポをこれほど読んだのは今回が初めて。実際に登るに当たって読んだけれど、もっと早く読んでもよかったのかもしれない。自然には驚異があること、山には驚異があること、知っていても分かっていなかった。なくなった人の人数の多さ、噴石降灰の量、大災害だった。来月登るときどのような気持ちで登るべきなのだろうか。

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2022/05/21

2014年9月27日におこった御嶽山噴火の記録。紅葉シーズンの土曜日昼頃という最悪のタイミングだったので、死者57名、行方不明者7名をだした。

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2021/11/19

生半可な気持ちで活火山に登ってはいけない 何かあった時に生き残るのは運もあるが、やはり知識と情報を持ち合わせている人。 ふさわしい服装ととっさの判断力、強い精神力などが運命を分ける 火山弾が突然降り注いだらひとたまりもないが。

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2021/02/23

ものすごい臨場感…と思ったら、書いているのが羽根田治さんだった。 子どもの頃よく行っていた御嶽山。小さい弟たちが親と田の原で遊んでいる間に、友だちとズンズン登っていったことがある。すこし雨が降っていて寒かったので、頂上を目前にして諦めて、九合目の小屋で気圧でパンパンに膨らんだパン...

ものすごい臨場感…と思ったら、書いているのが羽根田治さんだった。 子どもの頃よく行っていた御嶽山。小さい弟たちが親と田の原で遊んでいる間に、友だちとズンズン登っていったことがある。すこし雨が降っていて寒かったので、頂上を目前にして諦めて、九合目の小屋で気圧でパンパンに膨らんだパンを食べて引き返した記憶がある。あの小屋が、避難小屋だったとは知らなかった。いま思えば恐ろしいことをしていたなぁと思う。ハイキングくらいの格好で登っちゃってたものなぁ…。

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2020/10/29

居合わせた警察官が怪我人に連れ添っているときに登山者たちが自主的に手伝っていたり、冷静にみんなで助け合っていて素晴らしい

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2018/12/19

生存者、研究者、救助者の立場からの証言がまとめられていますが、やはり、現場に立ち会った生存者、救助者の証言に深く考えさせられました。 多くの生存者が語る「生き残れたのは運だけ」という現場の過酷さが、映像以上に伝わってきましたし、そんな現場に駆け付け救助活動を行った方々の一人でも多...

生存者、研究者、救助者の立場からの証言がまとめられていますが、やはり、現場に立ち会った生存者、救助者の証言に深く考えさせられました。 多くの生存者が語る「生き残れたのは運だけ」という現場の過酷さが、映像以上に伝わってきましたし、そんな現場に駆け付け救助活動を行った方々の一人でも多く救いたいという、信念と想いには大変胸が熱くなりました。 登山を趣味として年に数回山に登っておりますが、自分が登る山の火山性活動はしっかり調べ、万が一の事態が起こることを念頭に置いて登頂する意識が芽生えました。 被災された方々に心からご冥福をお祈りいたします。

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2016/05/29

被災者と救助者の生の声と、時系列で情報を纏め、専門家の見解も交えて、うまくまとめてあると思った。山登りは危険をはらむということ、心して登らなければならないと感じた

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2016/03/28

七つの証言の中の 「写真を写したりスマホでメールを打ったり している暇があったら、一刻も早く避難するべきです」 という言葉がなんか重い。 目の前にある危機に対する現実感を持てないというか、 本当に危険を目の前にしてすぐ動けるのだろうか と自問自答してしまう。

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2016/02/06

2014年,噴火の年の暮れに出た本。60人を超える犠牲者を出した災害を多くの関係者の言葉で綴る。具体的には,学者による噴火の科学解説,登山者七人の証言,救助の自衛官・警察官・消防官,治療に携わった医師の話。 八丁ダルミで遭難し,仲間6人のうち半数を失った人の,断片的な記憶に基づく...

2014年,噴火の年の暮れに出た本。60人を超える犠牲者を出した災害を多くの関係者の言葉で綴る。具体的には,学者による噴火の科学解説,登山者七人の証言,救助の自衛官・警察官・消防官,治療に携わった医師の話。 八丁ダルミで遭難し,仲間6人のうち半数を失った人の,断片的な記憶に基づく証言が印象的だった。そんなものかも知れない。そして静止を分けたのは,運以外の何物でもなかった…。 この本の時点では6人だったが,今も5人の登山者が行方不明という。

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2015/07/02

2014年に発生した御嶽山噴火による災害を時系列、生存者の証言、科学者の視点、救助者の視点から書いたドキュメンタリー ネパール大地震、キナバル大地震など自然災害による遭難が多い昨今、日本での火山噴火がどのように遭難に繋がったのかを知ることで、身を守る術を考えて生きたい。

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