堕天使のコード の商品レビュー
ジョン・ミルトン「失楽園」の研究家の娘が失踪。終盤犯人の堕天使ベリアルが登場。「っていうかジョンわぁー、うちらのフォロワーなわけー。でも時代のせいもあって、大っぴらにできなかったの。あたしってあれなの、ジョンのミューズなわけー。ジョンのレペゼンだと時代遅れになっちゃったのよ。だか...
ジョン・ミルトン「失楽園」の研究家の娘が失踪。終盤犯人の堕天使ベリアルが登場。「っていうかジョンわぁー、うちらのフォロワーなわけー。でも時代のせいもあって、大っぴらにできなかったの。あたしってあれなの、ジョンのミューズなわけー。ジョンのレペゼンだと時代遅れになっちゃったのよ。だからあー、あんたがうちらを改めてファボって欲しいわっけ。」 すごい頑張って、若者言葉使ってみました。あれ、ちょっと変質ストーカーっぽいわよ、この悪魔。色々生きてる人間操作できるみたいなんだから、自分で色々できないのかしら。
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キリスト教文化の中にいる読者であれば、ストーリー展開含めた本書の必然性について、もっとピンと来るのだろうが。 文化的刷り込み抜きに素直に読むと、展開に「?」が多すぎて、「そういうものなのか」と割り切るしかない。
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子どもを取り戻すため、悪魔と対決する。こう書くと極めてチープだが、実際は何が言いたいのか 、正直ジャンルさえよくわからなかった。救いを得たかのようなラストだったが、全編をかけて破滅に突っ走っていったようにも見える。悪魔の存在を肯定しているようにも、ほとんどが妄想のようにも読める。...
子どもを取り戻すため、悪魔と対決する。こう書くと極めてチープだが、実際は何が言いたいのか 、正直ジャンルさえよくわからなかった。救いを得たかのようなラストだったが、全編をかけて破滅に突っ走っていったようにも見える。悪魔の存在を肯定しているようにも、ほとんどが妄想のようにも読める。キリスト教徒であればもう少し面白く読めるのだろうか。
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