子どもの昭和史 少女マンガの世界(2) の商品レビュー
豊富な図版を見ていて懐かしさに浸った。雑誌の表紙や漫画の絵柄、物語の傾向の変化をたどるのも楽しい。米沢自身が冒頭の「前掲された後書きのように」で記している内容がこの本と昭和の40年代以降の少女マンガをすべて言い表している。最近少女マンガのムック本が様々な視点(年代別・テーマ別)で...
豊富な図版を見ていて懐かしさに浸った。雑誌の表紙や漫画の絵柄、物語の傾向の変化をたどるのも楽しい。米沢自身が冒頭の「前掲された後書きのように」で記している内容がこの本と昭和の40年代以降の少女マンガをすべて言い表している。最近少女マンガのムック本が様々な視点(年代別・テーマ別)で出版されているが、雑誌や連載時の図版を、これだけ多くの漫画家を取り上げている物はなく、デジタル化された最近の技術と比べその印刷の面では劣るものの、冒頭編者が遠慮がちに述べてはいるがこれだけの図版がそろった書籍はない。また西谷祥子の一文が寄せられていることも貴重。昭和のマンガ研究資料としても十分一級の資料になりうると思う。
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特別付録 少女マンガ傑作原画選 手塚治虫 『リボンの騎士』 「少女クラブ」 28年1月号から31年1月号まで連載 わたなべまさこ 『ガラスの城』 「週刊マーガレット」45年から46年まで連載 水野英子 『HONEY HONEYのすてきな冒険』「りぼん」 41年9月号から4...
特別付録 少女マンガ傑作原画選 手塚治虫 『リボンの騎士』 「少女クラブ」 28年1月号から31年1月号まで連載 わたなべまさこ 『ガラスの城』 「週刊マーガレット」45年から46年まで連載 水野英子 『HONEY HONEYのすてきな冒険』「りぼん」 41年9月号から42年8月号まで連載 高橋真琴 『東京―パリ』 「少女」 34年11月号扉絵 西谷祥子 『レモンとサクランボ』 「週刊マーガレット」 41年から連載
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