イギリスから見れば日本は桃源郷に一番近い国 の商品レビュー
明治の初期、イギリスの詩人エドウィン・アーノルドが日本を地上で最も桃源郷に近づいている場所であると絶賛している。風景は妖精のように優美で、芸術は気品があり、神のように優しい気質は美しく、魅力的な態度、礼儀正しさ謙虚だが卑屈ではなく、手が込んでいるが決して見せかけではない。当時のロ...
明治の初期、イギリスの詩人エドウィン・アーノルドが日本を地上で最も桃源郷に近づいている場所であると絶賛している。風景は妖精のように優美で、芸術は気品があり、神のように優しい気質は美しく、魅力的な態度、礼儀正しさ謙虚だが卑屈ではなく、手が込んでいるが決して見せかけではない。当時のロンドンは工業化により大気は汚染し、街は暗く、ひどい悪臭が漂っており、清潔で互いをリスペクトし合う日本人の姿に甚く感銘したのである。金持ちはひけらかさないし、貧乏人も悲惨ではない。貧困はあるが、平等主義が社会に浸透している。しかし、当時の日本人は、そんな日本の魅力に全然気づかなかったようである。日本社会の美徳は今もなお息づいている。現在のイギリスの姿を通して日本という国の客観視を試みる。
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