木簡・竹簡の語る中国古代 増補新版 の商品レビュー
蔡倫=紙の発明者ではなかったということが語られます。 そこから始まる古代の紙発見の流れ、そして紙が 発明されたのになぜ木簡、竹簡を使うのかという 疑問(本題)へと話は移っていきます。 木簡、竹簡にも様々な種類や用途があるということを 図や写真で分かりやすく提示してくれています。...
蔡倫=紙の発明者ではなかったということが語られます。 そこから始まる古代の紙発見の流れ、そして紙が 発明されたのになぜ木簡、竹簡を使うのかという 疑問(本題)へと話は移っていきます。 木簡、竹簡にも様々な種類や用途があるということを 図や写真で分かりやすく提示してくれています。 また、書写材料の変遷や、字体の変化、書記官の仕事など 木簡、竹簡に関りのあるところもしっかり書かれているので この時代の雰囲気を感じることが出来ます。 木簡、竹簡の歴史を知るためには とても分かりやすくて読みやすい一冊だと感じました。
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