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絶対国防圏攻防戦 の商品レビュー

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2014/12/11

 赤城沈没をめぐる一連の騒動を機に生まれ変わった帝国海軍を描く。物量や技術力に勝る米軍を相手に絶対国防圏と呼ばれるラインを維持できていることから相当な改革がなされた事が想像できる。赤城沈没という失敗から得られた教訓を活かした結果であるだろが、それだけで改革が進むようには思えないか...

 赤城沈没をめぐる一連の騒動を機に生まれ変わった帝国海軍を描く。物量や技術力に勝る米軍を相手に絶対国防圏と呼ばれるラインを維持できていることから相当な改革がなされた事が想像できる。赤城沈没という失敗から得られた教訓を活かした結果であるだろが、それだけで改革が進むようには思えないからまだ何かあるに違いない。そしてそれが絶対国防圏の成立にどのようにつながっていくのかが描かれていくのだろう。なお、戦場の描写よりも駆逐艦をめぐる艦政本部と軍令部のやりとりの方が面白かったりする。戦争指導の巧拙が本作のテーマのようなので、今後も戦場ではないところでの応酬が多く描かれるに違いない。

Posted byブクログ

2014/12/01

絶対国防圏のマキン・タラワをめぐる攻防戦。真珠湾攻撃後の赤城沈没によるドタバタを契機とした一連の改革によってマトモな組織となった海軍(もしかしたら陸軍もかな)の話なので今後の展開が楽しみ

Posted byブクログ