認知症の「真実」 の商品レビュー
黒帯に大々的に文言が書かれているので、また極論を訴えた本かと思いつつも、批判的なことにも耳を傾けないとと思い購入。思っていたよりも内容は偏りなく書かれていた。認知症の種別についてもわかりやすく書かれていた。精神科は相変わらず悪者だがそういう事実があることは否定できない(薬の盛りす...
黒帯に大々的に文言が書かれているので、また極論を訴えた本かと思いつつも、批判的なことにも耳を傾けないとと思い購入。思っていたよりも内容は偏りなく書かれていた。認知症の種別についてもわかりやすく書かれていた。精神科は相変わらず悪者だがそういう事実があることは否定できない(薬の盛りすぎなど)ケア・関わりだけでなんとかなるというのは、本当かなと思うところと、そうかもしれないと思うところで、半々。最後の南魚沼市のゆきぐに大和病院の医師の言うこともわかるが、地域的な違いや入院患者数の差など考慮に入れても同じことが言えるのかなと思った。
Posted by
認知症は、「病気ではない」ので治らないとの発想をもってあたるべきだとの考え。80才、90才になれば多くの人が認知症になるのは自然なこと。 認知症になったからと精神科系の病院にかかり薬物治療を行うことで益々症状を悪化させる状況が今の日本では普通になっている。 この事への警鐘を鳴らす...
認知症は、「病気ではない」ので治らないとの発想をもってあたるべきだとの考え。80才、90才になれば多くの人が認知症になるのは自然なこと。 認知症になったからと精神科系の病院にかかり薬物治療を行うことで益々症状を悪化させる状況が今の日本では普通になっている。 この事への警鐘を鳴らす書。認知症の状態を治すとか進行を食い止めるとかの意味で飲まされる薬や病院での対応などで、多くの患者が苦しみ症状を悪化させている実体が詳しく書かれている。 認知症とは、医学的にはどういうものなのかも分からせてくれる。 認知証治療に於ける、「正しい対応を行う病院や支援グループ」の活動なども紹介されている。
Posted by
認知症に関心のある人もない人も とにかく一読してみてほしい良書。 いまこの国で厚労省のお墨付きで行われている 認知症の「標準治療」は 認知症の本人や介護家族のほうを向いていない危ういものだ。 (薬害、といってもいいと思う) わたしたちは政府や製薬会社の広報によって 「認知症は...
認知症に関心のある人もない人も とにかく一読してみてほしい良書。 いまこの国で厚労省のお墨付きで行われている 認知症の「標準治療」は 認知症の本人や介護家族のほうを向いていない危ういものだ。 (薬害、といってもいいと思う) わたしたちは政府や製薬会社の広報によって 「認知症は早期発見・早期診断・早期治療が大切」 とすりこまれているけれど 実際に大切なのは「早期発見・早期情報収集」だろうと思う。 悲しいかな「標準治療」がめちゃくちゃなのが現実だから 介護家族は情報収集して自衛するほかない。 認知症介護ブログで有名なスーパー介護家族さんたちや 家族会への取材も充実していて読み応えがある。
Posted by
- 1
- 2