聖書の常識 《座右版》 の商品レビュー
聖書の構成、それぞれのチャプターの成立時期、地勢、人物相関など、聖書を読むための背景が学べる一冊。 イエス・キリストは何歳くらいでどういう罪状で罰せられたのか、ユダヤ教、イスラム教との相関など、分かって いるようで分かっていなかった「え・・そうなの・・?」を、ちゃんと教えてくれ...
聖書の構成、それぞれのチャプターの成立時期、地勢、人物相関など、聖書を読むための背景が学べる一冊。 イエス・キリストは何歳くらいでどういう罪状で罰せられたのか、ユダヤ教、イスラム教との相関など、分かって いるようで分かっていなかった「え・・そうなの・・?」を、ちゃんと教えてくれます。 さらに、神との契約って?原罪って何なの?など、欧米を中心とした文化圏の考え方または道徳観念(儒教思想と分けて考えるなら倫理というべきか)にも触れられたと感じました。
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"常識"と銘打ってが、あまりにも詳しすぎて通読するのがかなり大変だった.新約聖書はある程度知っているつもりだったが、あまり馴染みのない旧約聖書に関連する王朝の話はあまり楽しいものではない.もう少し内容を端折って、読みやすくしてほしい.14章以降の新約聖書に関す...
"常識"と銘打ってが、あまりにも詳しすぎて通読するのがかなり大変だった.新約聖書はある程度知っているつもりだったが、あまり馴染みのない旧約聖書に関連する王朝の話はあまり楽しいものではない.もう少し内容を端折って、読みやすくしてほしい.14章以降の新約聖書に関する事項、特にパウロに関する情報は詳しくて面白く読めた.
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欧米人、中東人の思想の根幹にある聖書のについて書かれた本。 因果応報の思想を持つ日本人には理解できない神との契約、 そこから広がる世界。 なぜ欧米人はこんなにも個人主義なのか。 なぜ中東では戦争が続いているのか。 そんなことが少し理解できるようになった気がする。
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