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関数プログラミング珠玉のアルゴリズムデザイン の商品レビュー

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2017/09/20

1章ずつが基本的に独立していてどれも短いので、わたしは毎日の電車の中で読んでる。章によっては片道で読み終える。 内容は、Haskellが多少読めれば問題なく読める(モナドなど知らなくて構わない。cons リストが何か、foldl が何か知ってる程度の知識が必要)。運算と呼ばれる式...

1章ずつが基本的に独立していてどれも短いので、わたしは毎日の電車の中で読んでる。章によっては片道で読み終える。 内容は、Haskellが多少読めれば問題なく読める(モナドなど知らなくて構わない。cons リストが何か、foldl が何か知ってる程度の知識が必要)。運算と呼ばれる式の変形は一つ一つは丁寧で、ただルールを適用していってるだけなので素直に読めばわかる (式はプログラムコードなので、数式と違って曖昧さが入り込む余地が一切無いのが運算の良さだ)。たまに天下りに式が降ってくるが、それはそういう本らしいので諦めて受け入れるしかない。 薄い本だけあって、あまり深くまで問題を掘り下げない印象がある。たとえば非連続部分列和の問題では、単純な実装から線形時間の効率的な計算に変形して話を終えるが、あきらかにそれはdpをやっている。そういうことまでは言及されない。

Posted byブクログ