お慕い申し上げます(6) の商品レビュー
最終巻、とても良かったです。 ここまで積み上げてきたものがあったからこその あの終わり方に込み上げるものがありました。 良い作品でした。
Posted by
人生は楽しいことばかりではないが、辛さがずっと続くというわけでもない。その時々の心を支配するあらゆる感情は揺らぎ、凝縮し、薄れ…変化する。世は無常なのだ。変わらないものなど何もない。 親しい者の死を看取り、老いて体が衰えていき、己の死を予感した時に心穏やかにいられるのだろうか?そ...
人生は楽しいことばかりではないが、辛さがずっと続くというわけでもない。その時々の心を支配するあらゆる感情は揺らぎ、凝縮し、薄れ…変化する。世は無常なのだ。変わらないものなど何もない。 親しい者の死を看取り、老いて体が衰えていき、己の死を予感した時に心穏やかにいられるのだろうか?そうで在りたい。そのために仏の教えがあるのかもしれないと思う。心の在り方について、考えさせられました。
Posted by
夜に読むもんじゃない。号泣して、明朝の目元が怖い一重まぶた所持者です。 清徹の死、峰博の痴呆と死、節子の決心、清玄の僧としての勤め。清玄はその記述があったけど、節子は生涯独り身をとおしたんだろうか? この世に生を受け、生き、死を迎える。皆平等だからやむなし!
Posted by
圧巻としかいいようがない最終巻。 こんな着地点が待っていたなんて・・・不純な動機で読み始めた1巻の頃から、自分を取り巻く環境・そして心境が大きく変化していたこともあり、登場人物たちのひとつひとつの決断に、静かに共感することができた。 死ぬこと、去ること 生きること、残ること こ...
圧巻としかいいようがない最終巻。 こんな着地点が待っていたなんて・・・不純な動機で読み始めた1巻の頃から、自分を取り巻く環境・そして心境が大きく変化していたこともあり、登場人物たちのひとつひとつの決断に、静かに共感することができた。 死ぬこと、去ること 生きること、残ること この先何度となく訪れるその意味を考えなくてはならない時、この作品を思い出すことになるだろうな。 大事な人を喪った今の私には、無常の先頭を走り続けることを選んだ節子さんの姿が、とても尊く見えました。 心から、出会えて良かったと思える作品。
Posted by
最終巻。読んでからしばらく経つのでやや曖昧な部分はあるけど、生と死についてぐわっと迫ってきて、突きつけられて、しばらく放心してしまった。もう一度読んで感想書き直そう。
Posted by
この最終巻が素晴らしかった。こんなに毎話泣かせられた漫画、MONSTER以来でした。 無常とは、生とは死とは。 おぼろげに理解していた言葉の意味の、一つの正解がここに示されている。
Posted by
漫画喫茶で申し訳ないが、読了。 生とは?愛とは?情とは? これも青春の一つの描き方なのだと、思う。全編を通してのバワーを維持して走り抜けた感が素晴らしい読後感。オススメ。
Posted by
あぁ、すごい漫画を読み終わった…っていう感想がまずでてきて、とりあえず一巻から読み返します。 生と死、こんな風に突きつけてくる。否応なく感情揺さぶられて、考えるしかなくなる。
Posted by
心が静かになった気がする。 けれど、それもまた無常なのだ。 ちゃんと生きようと思った。 終盤の絵荒れが気になった。
Posted by
- 1