卵のように軽やかに の商品レビュー
とにかくエリックサティが好きなのでサティの偏屈な感じを堪能できてよかった。 文庫本なのでいつも持ち運んで読み終えました。サティはツイッターでいつも炎上してそうなところも好きだな〜
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原書名:Léger comme un œuf 最後から二番目の思想 健忘症患者の回想録 哺乳類の手帖 サティ詩抄 メドゥーサの罠 著者:エリック・サティ(Satie, Erik Alfred Leslie, 1866-1925、フランス、作曲家) 篇訳:秋山邦晴(1929-19...
原書名:Léger comme un œuf 最後から二番目の思想 健忘症患者の回想録 哺乳類の手帖 サティ詩抄 メドゥーサの罠 著者:エリック・サティ(Satie, Erik Alfred Leslie, 1866-1925、フランス、作曲家) 篇訳:秋山邦晴(1929-1996、東京都、音楽評論家)、岩佐鉄男(1949-、東京都、芸術学者) エッセイ:高橋アキ(1944-、鎌倉市、ピアニスト)
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サティのエッセイ集とでも言うべきか、位置づけに困る本です。内容的には、1-3章が雑誌に連載された音楽などの評論や自由なメモ、4章が音楽作品に添えられた詩、5章は自作の戯曲となっていますが、これを読んで「サティのことがいっそう理解できた」という人がいたら、ぼくはその人のスリッパの...
サティのエッセイ集とでも言うべきか、位置づけに困る本です。内容的には、1-3章が雑誌に連載された音楽などの評論や自由なメモ、4章が音楽作品に添えられた詩、5章は自作の戯曲となっていますが、これを読んで「サティのことがいっそう理解できた」という人がいたら、ぼくはその人のスリッパの跡に口づけします。 いったい、このサティという人はなにを考えて、なにを見つめ、なにを描こうとしたのか。この本を読んで解決するどころか、それはますます混迷に陥るばかりです。 そのユーモアと知性がもたらす不思議な笑いに浸るもよし、音楽評論をつうじてサティの思想を取り出そうとするのもよし、ところどころに添えられたイラストを楽しむもよし、何度でも読みたい本です。
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これで皮肉について学ぼう フランスが 一流国だった時代の皮肉・楷謔は いまの体たらくとは ひと味違う
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