ビジネスマンへの歌舞伎案内 の商品レビュー
歌舞伎は敷居がたかいものだとおもっていたが、肩の力をぬいて楽しめるのだと知らせてくれた書籍だった。 博多では毎年6月に公演があるみたいなので、まずは毎年1回、できれば一等席で見物しにいこうと思う。 成毛さんが30代からの見物を進めていたが、自分も30代のため歌舞伎にしたしむきっか...
歌舞伎は敷居がたかいものだとおもっていたが、肩の力をぬいて楽しめるのだと知らせてくれた書籍だった。 博多では毎年6月に公演があるみたいなので、まずは毎年1回、できれば一等席で見物しにいこうと思う。 成毛さんが30代からの見物を進めていたが、自分も30代のため歌舞伎にしたしむきっかけにもなった。 東京の歌舞伎座にもぜひ行きたい。揚巻や事前予約での幕の内弁当、地下街、また夜の部前の銀座三越地下の今半の弁当なども堪能してみたい。 見物時は、筋書、イヤホンガイド、場内のスケジュール表のメモ(撮影して良いもならスマホで撮影)は忘れてはならない!
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●「わからない」ものを楽しむ姿勢 ・よくわからないと思いながら見続けるなかで、じわじわと面白さに気がつくプロセスも、歌舞伎を観る醍醐味の一つ ・歌舞伎はフェスみたいなもの 楽しみ方は自由 ●歌舞伎は「狂言」と「舞踊」に分けられる ・狂言→能・狂言のそれとは異なり、滑稽な劇だけをいうわけではなく、ストーリーのある劇の総称 ・舞踊→長唄や義太夫などの伴奏に乗せて踊りを見せるもの。ある意味で歌舞伎の原型 ●「三大名作」 ・仮名手本忠臣蔵 ・菅原伝授手習鑑 ・義経千本桜
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さすがに今はまだいきなり自腹で1万、2万払ってまで歌舞伎を観たいとまでは思いませんが、まずはコスパの良い席で歌舞伎好きな友人や歌舞伎に興味がある友人らと一緒に気軽に楽しく歌舞伎の空間の中に身を置いてみたいなとは思いました♪
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元マイクロソフト取締役社長による本気の歌舞伎沼落ちブログ。歌舞伎用語や周辺知識等、初心者にわかりやすく網羅的に書いてくれており、エンタメと日常生活の繋がりをあの手この手で語る感じもはてなブログみたいで読みやすかった。まさしく入門書という感じだったし、気付けばかぶき手帖を購入してい...
元マイクロソフト取締役社長による本気の歌舞伎沼落ちブログ。歌舞伎用語や周辺知識等、初心者にわかりやすく網羅的に書いてくれており、エンタメと日常生活の繋がりをあの手この手で語る感じもはてなブログみたいで読みやすかった。まさしく入門書という感じだったし、気付けばかぶき手帖を購入していた(!) 歌舞伎をわかろうとしなくていい、「すごい」と感じるために観るものなのだ、というのは、昨今話題のJ事務所やハロプロの「トンチキ」という概念にも通ずるなと思ったし、エンタテイメントの儚さみたいなものを尊いと思ってきた私にとって、歌舞伎の「変わらないこと」がどういうことなのか、確かめてみたいという気持ちにさせられた。来週大人になってから初めて二月大歌舞伎第三部を見るので、とっても楽しみです。
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歌舞伎の面白さが全然わからない。 ユネスコの無形文化遺産に選ばれているとか、 世界的にしられた伝統芸能であるとか、 そんなこと以前に、純然たる民間ビジネスとして 300年も収益を上げて生き残っていることが凄い。 なのに、最低でも、これまで4億人*1以上の日本人が 歌舞伎を楽しんできたであろうにも関わらず、 その面白さがわからない。 自分にはわからない面白さがなんなのか気になって胸がざわつく。 で、歌舞伎を観初めたらじわじわと面白さがわかってきたという。 歌舞伎は伝統芸能とかいわれてもピンとこない。 歌舞伎は運動会、大相撲、花見、フェスという感じだ。 出し物をみて「おー!」と思い、好きな役者の成長を見守り、 年十年後かに同じ演目をみて自分自身の成長を確認する。 料理の食材や調理法がわからなくても問題ない。 セリフがわからなくても問題ない。 洋楽で歌詞を全部理解しなくても大丈夫なのと同じ。 意味を理解する前に魂がゆさぶられて「おー!」となれば観た甲斐がある。 舞台全体がひっくり返ったり、客席まで伸びてくることもある。 ワイヤが張り巡らされて、何人もの役者が観客のはるか頭上を飛び回ることもある。 舞台の上に腰の上までの深さがある10メートル級のプールが作られたり、 舞台奥から滝のように水が流れることもある。 客に雨具が配られることすらある。 そんな感じで難しいことはない。「おー!」と驚いて楽しむものである。 そして、観ている間にじわじわと面白さがわかってくる。 チケット代は演目にもよるが、一番良い席で2万円くらい。 一幕見席という一番安い席なら1000円〜1500円ほどである。 とりあえず観てみようというなら、そんなに無理な金額ではない。 ちょっと高価だが、桟敷席がある。畳の上の座布団に腰を下ろすと、 その前に設けられた足元が掘りごたつのようになっている席だ。 大体は2人1区画で、観客には専用の弁当などもあり、 ビジネスパーソンなら接待に使ったら喜ばれるかもしれない。 歌舞伎といえばあの白塗り。そして隈取りであろう。 役は大きく主役級、脇役(悪人)、脇役(一般人)に分けられる。 基本的に善人は白塗り、悪人は赤塗り、脇役は肌色そのままである。 ちなみに、極悪人は善人と同じく白塗りであるところに、 なんとも言えぬリアリティがを感じる。 白塗りに赤い隈取りは正義のヒーロである。 隈取りの赤は力や正義を表しているという。 白塗りに黒や青の隈取りは悪役である。 そして、茶色の隈は鬼や妖怪など人間ならざるものである。 歌舞伎座や国立劇場の大道具は、その名も歌舞伎座舞台株式会社という。 キャッチフレーズは「360年、毎日が創意工夫」とか。 ベンツ、アウディ、BMW、シャネル、エルメスなど 欧州の多くのブランドと比べると歌舞伎の歴史は長い。 長く喜ばれ、信頼され、時代に合わせて受け継がれることが ブランドの本質であるなら、歌舞伎からはブランドの本質が学べる。 大事なことは、歌舞伎の空間の中に身を置いてみれば 目や耳や体で感じ取ることができるだろう。 歌舞伎の面白さがさっぱりわからない、という状態から、 体験するごとにじわじわと面白さ気づくプロセス、 まず、これが歌舞伎の醍醐味の一つである。 一度面白さに気づくと、なぜもっと早くから歌舞伎を観ていなかったのか、 なぜ誰もこの面白さを教えてくれなかったのかと他人を責めたくなるほどとか。 OK。まずは、早速YouTubeで歌舞伎を検索だ。 *1 いまに残る芝居小屋の浮世絵などから、江戸四座の客席数を合わせて2000と仮定。 2000席 x 300年 x 365日 x 1日2回で約4億。 --- Kindle Unlimitedお試し 11日目 & 11冊目 ---
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そうだなぁ、歌舞伎もいいかもな、と思える本。 ビジネスマンはの案内なので、歌舞伎がビジネスに役立つとは書いてない。 後半に、仕事に役立てようと思ってみるとつまらなくなる。趣味は、役に立たないけど好きなんだと楽しんでいると、仕事に役立つこともある、という逆説の説明はさすがだと思いま...
そうだなぁ、歌舞伎もいいかもな、と思える本。 ビジネスマンはの案内なので、歌舞伎がビジネスに役立つとは書いてない。 後半に、仕事に役立てようと思ってみるとつまらなくなる。趣味は、役に立たないけど好きなんだと楽しんでいると、仕事に役立つこともある、という逆説の説明はさすがだと思いました。
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歴史とかクラシックとかワインとか、最近、「ビジネスマンの教養」ブームだ。歌舞伎もそうかな。 という訳ではないが、最近、日本の伝統芸能・スポーツが気になる。 柔剣道、相撲、能・狂言、落語、雅楽等々、体験したり見たりしたものは多いのだが、なぜか歌舞伎とはとんと縁がなかった。 で...
歴史とかクラシックとかワインとか、最近、「ビジネスマンの教養」ブームだ。歌舞伎もそうかな。 という訳ではないが、最近、日本の伝統芸能・スポーツが気になる。 柔剣道、相撲、能・狂言、落語、雅楽等々、体験したり見たりしたものは多いのだが、なぜか歌舞伎とはとんと縁がなかった。 で、次は歌舞伎ということで、手に取った一冊。 現代歌舞伎のエッセンスがコンパクトにまとめてあって、分かりやすい。忙しいビジネスマンにはかっこうの歌舞伎ガイドかも。 「あらかじめ知っている話を、役者が声や体でどう表現するか、そこに音楽や照明はどう絡むかを観るのが、歌舞伎だからだ」 たぶん能や狂言もそんな感じかな。 頭でっかちになってよいジャンルっぽい。 まずは、ユーチューブか。 さて、あとは観劇の時間とお金をどう捻出するか、そこが問題だ。
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◯ビジネスマンへのと書いてあるが、ビジネスマンはほとんど関係なく、歌舞伎を観に行くための基礎知識を教えてくれる本。 ◯歌舞伎にちょっとだけ興味あるけど、ほんとにちょっとだけ興味あるだけだけど…くらいの人が読むのがいいと思う。内容的にもお手軽である。 ◯もともと、本書の狙いはとにか...
◯ビジネスマンへのと書いてあるが、ビジネスマンはほとんど関係なく、歌舞伎を観に行くための基礎知識を教えてくれる本。 ◯歌舞伎にちょっとだけ興味あるけど、ほんとにちょっとだけ興味あるだけだけど…くらいの人が読むのがいいと思う。内容的にもお手軽である。 ◯もともと、本書の狙いはとにかく気軽に歌舞伎を観に行ってみたまへよ、というところに置いてあるので、仰せのとおり、本書も気軽に読める。 ◯タイトルからも、入門ではなく案内というあたりが看板に偽り無し。本書を読めば、歌舞伎に対して、より興味をかき立ててくれると思う。
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歌舞伎の取っ掛かりに丁度良い。伝統芸能でありながらら縁遠く思っている歌舞伎に興味がそそられる。 先ずは見て、感じたくなる。 こんなに演目が多岐に渡っているのは初めて知った。
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分からないものを分からなくて良い、と言ってくれ?本はなかなかないですよ。読んでいて楽しい感じが伝わってきます。 初心者向けのガイド(駅に到着してから開演までの動線)はかなり細かく、歌舞伎が好きな人じゃないとここまで書けないんだろうなあと圧巻でした。歌舞伎、今度見に行こう。
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