日本思想全史 の商品レビュー
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20150919-1027 思想史、というとすごく硬い本を想像する。まだ読み始めだが、日本列島の成り立ちから古事記、万葉集などいわゆる思想書というより歴史、文学的アプローチから始まっているので読みやすい。日本人の『ものの考え方』を探るにはやはり詩歌の分析は外せないのだろうか。 放送大学でのテキストを加筆修正したものらしく、古代から現代まで万遍なく日本の哲学、思想史に重要と思われる事項、人物を取り上げている。
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古代から現代まで、日本の思想史の全体を、一冊の新書で概観することができる本です。 400ページ超という、新書としては大部の本ですが、それでも一人ひとりの思想家やテーマに関しては、かいなでの解説で終わっているような印象をもってしまいます。ひとりの著者によって書かれた思想史なので、...
古代から現代まで、日本の思想史の全体を、一冊の新書で概観することができる本です。 400ページ超という、新書としては大部の本ですが、それでも一人ひとりの思想家やテーマに関しては、かいなでの解説で終わっているような印象をもってしまいます。ひとりの著者によって書かれた思想史なので、もっと扱う内容を絞って、著者自身の観点を押し出したほうがよかったのではないかという気がしました。
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日本の思想について時代をおって解説している。 思想のながれ的な解説であり、思想史の入口・入門としてとらえると良いかも。 この本を入口に興味のある思想等進んでいけば面白い。
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長かった。難解な部分が多くあるので読み返し 読み返ししながらやっと読了。それでも完璧に理解 できたわけではなく。。 気になった思想家や書籍。哲学。宗教について 今後ももっと触れていきたいと思った次第です。 気になって今後触れたいと思う事項は 古事記・神皇正統記・朱子学・陽明学・荻...
長かった。難解な部分が多くあるので読み返し 読み返ししながらやっと読了。それでも完璧に理解 できたわけではなく。。 気になった思想家や書籍。哲学。宗教について 今後ももっと触れていきたいと思った次第です。 気になって今後触れたいと思う事項は 古事記・神皇正統記・朱子学・陽明学・荻生徂徠 北一輝・西周・西田幾太郎・和辻哲郎・土田杏村 丸山眞男・鈴木大拙・吉本隆明 マルクス・JSミル そんなには読めないけど、これらの関係の本を 読んでみたい。
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恵贈御礼。「思想の選択的受容のなかには、あるべき人間とは何か、という問いが常にあった。選択的受容を通して、内と外の二重性を超えて至りつこうとしたそれぞれの時代の思想に照明を当てることで、決して外部的視点からの解釈を押し通すのではなく、内在的視点をもって、本書の叙述をしていきたい。
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