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イシュタルの娘~小野於通伝~(第十巻) の商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2018/10/12

ちょうど大河ドラマとリンクする、関ヶ原の戦い前夜〜戦後までの話。主人公はお通だけど、東軍西軍武将の関係性がすごくわかりやすいし、真田のエピソードも詳しく描かれている。「あさきゆめみし」に続いて、受験生の戦国史バイブルにしていいと思う。

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2018/09/22

2018.9.15市立図書館 ひさびさに順番が回ってきた。三成の蟄居、犬伏の別れ、第二次上田合戦、そして関ヶ原へと。このへんは「真田丸」のおかげで人物や背景がわりと頭に入っているので、ひさびさでも苦労なく物語に合流できた。

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2015/09/29

前巻で秀吉が亡くなり、あとを追うように前田利家も没し、邪魔者が去る中で豊臣を滅する気でいる徳川家康が勢力をあげてくる。 石田三成襲撃事件、細川珠の自害、そしてなんといっても関ヶ原の戦いが画かれている10巻は面白く、そこに於通さんが見守るように、うまい具合に登場する。 関ヶ原の戦い...

前巻で秀吉が亡くなり、あとを追うように前田利家も没し、邪魔者が去る中で豊臣を滅する気でいる徳川家康が勢力をあげてくる。 石田三成襲撃事件、細川珠の自害、そしてなんといっても関ヶ原の戦いが画かれている10巻は面白く、そこに於通さんが見守るように、うまい具合に登場する。 関ヶ原の戦いに参戦した、於通さんと縁深い真田父子、兄弟の家族愛には涙腺がゆるんでしまった。 戦でみんなが引き裂かれてしまう。 幸せな時間のまま止めることなど無理なのでしょうか。

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2014/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これを読み進むと、いつかはNHKの大河ドラマでやってくれないかなぁって思っちゃうくらい、いいお話です。 秀吉が死亡し、利家も死去。いよいよ家康が牙を剥き始めます。男側の思惑をよそに、淀君は相変わらずで、忠臣を厭い、享楽三昧。家康にも気持ちのまま嫌味放題でちょっと呆れましたけど、彼女らしいといえば彼女らしい。 関ヶ原の戦いでは、小早川秀秋の裏切りで勝敗が付いたというのは、いつかどこかで聞いたことがありましたけど、その裏に真田氏と秀忠の戦があったことは知らなかったので、興味深かったです。 真田氏は好意を持たれて書かれることが多いですけど、あの親子や兄弟のつながりや潔さを考えると、家康が許したのも分かる気がします。彼らがかっこいいなら、彼らの嫁もかっこいい。小松が義父を追い返したシーンは、父の横で笑う弟幸村の姿とあいまって、笑っちゃいました。 信尹の尽力も及ばず、関ヶ原の合戦は開かれ、あっけなく終了。天下は家康のものになりますけど、そんな中、於通に江戸に赴くよう、家康からの命令が出ちゃいます。 京を離れることのできない信尹と遠距離になるのか、次巻も気になります。

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2014/11/23

ちょうど大河ドラマ軍師官兵衛でもそろそろ関ヶ原。同時代の違う観点からの描き方。歴史ってどの人に焦点を合わせるかで正義まで違って見えるから恐ろしくもあり、面白い。漫画で歴史を読むと、時代の流れがより容易く頭に入ってくるから有難いわ。

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2014/11/18

安土桃山~江戸初期の文人「小野於通(おのの おつう)」の生涯を描く歴史大作もいよいよ関が原。 男たちは激しく戦うが、女たちの戦いも、またある。 細川忠興の室、ガラシャの気高く壮絶なる最期、真田信幸(真田幸村の兄)の妻にして、猛将・本多忠勝の娘・小松の凛々しく清しい覚悟など、懸命に...

安土桃山~江戸初期の文人「小野於通(おのの おつう)」の生涯を描く歴史大作もいよいよ関が原。 男たちは激しく戦うが、女たちの戦いも、またある。 細川忠興の室、ガラシャの気高く壮絶なる最期、真田信幸(真田幸村の兄)の妻にして、猛将・本多忠勝の娘・小松の凛々しく清しい覚悟など、懸命に生きる様が鮮やかに描かれている。 歴史好きはもちろんのこと、歴史が苦手という方でも、これさえ読めば、信長~家康までの歴史について、真綿が水を吸い込むが如く修得できる。

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2014/11/15

201411/関ヶ原。それぞれの矜持・思いの決断、悲しく切ない展開。阿国のエピソードがたくましい。そんな中、おつうが家康から江戸行きを命じられたとこで次巻へ…。

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