「働く意味」がわからない君へ の商品レビュー
すごく現実的に励まされた本だった。 自分にばっかり目を向けるのではなく淡々と目の前にある物事に取り組んでいけばいいと思った。 読み終わった後は元気が出た本でした☺︎
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チェック項目7箇所。心の真ん中に、ぽっかりと「穴」があいている、自分が日々、働いていることの「意味」が実感できない、わからない、この本は、そんなあなたのための本です。人生の意味というのは、真っ白なキャンバスに自分の描きたい絵を描くようにして創り上げられていくものではありません、私...
チェック項目7箇所。心の真ん中に、ぽっかりと「穴」があいている、自分が日々、働いていることの「意味」が実感できない、わからない、この本は、そんなあなたのための本です。人生の意味というのは、真っ白なキャンバスに自分の描きたい絵を描くようにして創り上げられていくものではありません、私たち人間の思いを超えて、フランクルの言葉で言えば「超主観的」に、人間の思いに先立って存在しているものなのです。私のことを「待ってくれている誰か」がいる、「愛する人が私のことを必要としてくれている」という意識、そういう意識ほど、人間の生きる意欲を強く駆り立てるものはありません。「悩む」ということに、フランクルは大きな価値を見出しました、人生の意味といった人生の根本問題について悩むことは、おかしなことではまったくありません、むしろそれは、人間が人間であるということを証明するものであり、最も人間的な表現であるとフランクルは考えるのです。人はつらく苦しい出来事の最中にあるときこそ、より強くその出来事に「意味」を求めます、そして、人生のどんな出来事にも意味がある、このことがわかったときに、人間の心は大きな癒しを手に入れるのです、ほんの一歩だけでも、前に進むことができるのです。「幸福は、人生の目標ではなく結果である」とフランクルは言います、幸福というのは、私たちが自分の人生に与えられた意味をまっとうし、日々なすべきことをなしているときに、その「結果」として、自ずと生まれてくるものなのです。天職に出会うためには、「自分」を見つめるのではなく、「何があなたを待っているのか」「誰があなたを待っているのか」「何が未来であなたによって実現されるのを待っているのか」――つまりあなたのことを必要としている使命、理想、課題――そうしたあなたのことを必要としている何かに目を向けなさいとフランクルは言うのです。
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