神さま、お願い の商品レビュー
京都の住宅街にひっそりと佇む、小さな社。血を捧げると願いを聞き届けてくれるというその社に、女たちは何を願い、何を呪うのか。なんともぞくぞくさせられる嫌な(褒め言葉です)物語です。 自分の幸せを願うことは、たしかに人の不幸に繋がるのかもしれません。だけど人を呪うことが自分の幸せにな...
京都の住宅街にひっそりと佇む、小さな社。血を捧げると願いを聞き届けてくれるというその社に、女たちは何を願い、何を呪うのか。なんともぞくぞくさせられる嫌な(褒め言葉です)物語です。 自分の幸せを願うことは、たしかに人の不幸に繋がるのかもしれません。だけど人を呪うことが自分の幸せになるのかというと……それこそ「人を呪わば穴二つ」だったりするわけで。神頼みもほどほどにしたいものです。 彼女たちが願うことは、きっと誰もが一度は願ったことであるはずなのだけれど。いったい何のために願うのか、方向性がずれて壊れていくのがなんとも怖いです。ささやかな幸せで満足するべきだよね……。
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神様にお願いをする時は、「○○に合格させて下さい」とか「○○さんと結婚させて下さい」などというダイレクトなお願い事はしない方がいいと聞いたことがあります。 「私にふさわしい道に進ませて下さい」とか「私にふさわしい人とのご縁を下さい」という祈り方がいいのだと。 神様は未来が見通...
神様にお願いをする時は、「○○に合格させて下さい」とか「○○さんと結婚させて下さい」などというダイレクトなお願い事はしない方がいいと聞いたことがあります。 「私にふさわしい道に進ませて下さい」とか「私にふさわしい人とのご縁を下さい」という祈り方がいいのだと。 神様は未来が見通せるので、もし不本意な結果だったら、将来的には合格しない方が幸せ、その人とお付き合いしない方が幸せ・・・そういうことだったのかもしれない。 ましてや「○○さんを不幸にしてください」などと人を押しのけたり恨んだり貶めるような祈り方は、自分に跳ね返ってくるのだと聞きました。成就しても自分の幸せにはならないんだなぁ、神様はちゃんとすべてわかっていらっしゃるんだなぁ、そしてちゃんとつじつまを合わせてくださっているんだなぁと感じました。
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