江戸学講座 の商品レビュー
気鋭の人気作家二人が東大史料編纂所の山本博文氏から江戸の実態のレクチャーを受けるという構成。 作家二人の質問どころが、どれも著作の取材みたいで、ネタの拾いどころを探すのを見ているようで面白く読めた。 もちろん江戸ネタも豊富で、時代劇を読んだり、見たりするのに、あらかじめこの本を読...
気鋭の人気作家二人が東大史料編纂所の山本博文氏から江戸の実態のレクチャーを受けるという構成。 作家二人の質問どころが、どれも著作の取材みたいで、ネタの拾いどころを探すのを見ているようで面白く読めた。 もちろん江戸ネタも豊富で、時代劇を読んだり、見たりするのに、あらかじめこの本を読んでいたら、5割増しで楽しめるんじゃないかと思う。
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旗本の上下関係がわかると時代劇の楽しみ方も変わる。明暦の大火の原因が疑わしい、旅の費用など薀蓄もふんだんに織り込まれている。2018.5.21
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語り手の山本先生とお二人の作家さんの質疑応答、といった形の本です。聞き手も一流なので、わかりやすくとても勉強になることばかりです。このテの本の中では出色の読みやすさでした。
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唐突に「江戸時代のことが知りたい」と思い、何冊か買った中の一冊。 私が知りたいと思ったのは庶民の生活の方だったのでちょっと違いましたが。 宮部さんは対談でも人柄がいいのがわかる感じがしました。
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内容については、可もなく不可もなく。 類書を読んでいれば、そう新鮮な情報があるわけでもありませんでしたし。 まぁ、対談の形を愉しむための本ですね。 聞き手としては、宮部は対談が上手だなぁという印象。 逢坂は「自分が自分が」というところと、講師を下に見ているところとで、ちょっと気分...
内容については、可もなく不可もなく。 類書を読んでいれば、そう新鮮な情報があるわけでもありませんでしたし。 まぁ、対談の形を愉しむための本ですね。 聞き手としては、宮部は対談が上手だなぁという印象。 逢坂は「自分が自分が」というところと、講師を下に見ているところとで、ちょっと気分が悪くなる感じでした。
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3月13日読了。 講師・山本博文。聞き手・逢坂剛、宮部みゆき。 2003年から2006年の対談集。 江戸時代の庶民の暮らしや文化の本はいくつか読んだが、上のほうはあまりなかったので興味深い。 これらは最上層部でないから中間だろうか。大奥、大名や旗本、その他将軍周辺などの話。少し...
3月13日読了。 講師・山本博文。聞き手・逢坂剛、宮部みゆき。 2003年から2006年の対談集。 江戸時代の庶民の暮らしや文化の本はいくつか読んだが、上のほうはあまりなかったので興味深い。 これらは最上層部でないから中間だろうか。大奥、大名や旗本、その他将軍周辺などの話。少しだけ商人や庶民も。 宮部みゆきさんが奉行所や同心岡っ引きの話を突っ込んで訊いてるのが印象的。この頃「ぼんくら」などを書かれてたのかも。
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時代小説を書いている二人の作家が歴史学者でもある著者と江戸について語る対談形式の本。既知のこともあったが、幕臣の出世に関する話や、災害に対する江戸人の危機管理など有意義な内容が多かった。
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江戸学博士の山本博文教授が、逢坂剛と宮部みゆきの質問に答える江戸学講座。 大奥女中はあこがれの職業とか、大名や旗本の出世競争とか、興味深い説明に、少し江戸時代通になれたか?
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池波正太郎の鬼平犯科帳で有名な長谷川平蔵はあまりに優秀のため、出世できずに、火付盗賊改方に長く据え置かれたという話を対談で知り、 できすぎも良くないと思う今日この頃である。 【目次】(「BOOK」データベースより) 1 武士と奥女中のサバイバル・ゲーム(奥女中は憧れの職業(山本...
池波正太郎の鬼平犯科帳で有名な長谷川平蔵はあまりに優秀のため、出世できずに、火付盗賊改方に長く据え置かれたという話を対談で知り、 できすぎも良くないと思う今日この頃である。 【目次】(「BOOK」データベースより) 1 武士と奥女中のサバイバル・ゲーム(奥女中は憧れの職業(山本博文/宮部みゆき)/現代顔負けの就職戦争(山本博文/逢坂剛)/大名・旗本の出世競争(山本博文/逢坂剛)/勤番武士の日常生活(山本博文/宮部みゆき))/2 治安維持と災害対策(八百八町の犯罪白書(山本博文/宮部みゆき)/明暦の大火ーそのとき江戸は(山本博文/逢坂剛/宮部みゆき)/安政の大地震ーそのとき江戸は(山本博文/逢坂剛/宮部みゆき)) /3 旅と海外貿易(武士の転勤・公務出張(山本博文/逢坂剛/宮部みゆき)/お伊勢参りは一生に一度(山本博文/逢坂剛/宮部みゆき)/錯国の意外な実態(山本博文/逢坂剛))
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江戸時代、行政機構の仕組みや旗本・御家人の暮らし、災害対策等々。聞き手は名手、逢坂剛・宮部みゆき。 時代劇ドラマって、突っ込みどころいっぱいかも。
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