どっこいクラシックは死なない! の商品レビュー
この著者が経営するアリアCDは「クラシックは死なない」紹介のCDをある人から次々と急き立てるように注文を受けた。実はその人は入院中であまり先が長くなかったという。最後のCDは間に合わなかったらしい。悲しいことだが、松本さんは著者冥利に尽きるだろう。 今回はあまりよく知られていない...
この著者が経営するアリアCDは「クラシックは死なない」紹介のCDをある人から次々と急き立てるように注文を受けた。実はその人は入院中であまり先が長くなかったという。最後のCDは間に合わなかったらしい。悲しいことだが、松本さんは著者冥利に尽きるだろう。 今回はあまりよく知られていないバロックや古典派の作曲家、無名の演奏家のCD紹介が多い。解説を読んでいると買いたくなってしまうのは毎度のことなのだが、うーん自重自重かなあ。買えないわけもいろいろあってね。 1枚紹介。ロイ・イートン「ショパン曲集」の解説は「ときおり普通じゃない解釈が出てきてはっとさせられるのだが、そのいずれにも強い説得力がある。一夜漬けや即興で出てきた演奏じゃない、ずっとずっと長い間弾いてきてそうなった、というような重みがある。強さがある…穏やかさがある」ふーん、著者にしちゃあ割と真面目に書いてるじゃあないか。「作品27-7」は通常40秒前後で演奏されることが多いが、イートンは81秒だって。
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アリア店主によるクラシックガイド第3弾。大げさな言葉遣いは血筋だなあ、と思ったりして。 ストヤノフのピアノ協奏曲とか聴いてみようかな。 「聴いただけで恋をしたような気に」だって。
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