卒アル写真で将来はわかる の商品レビュー

マシュー・ハーテンステイン(著者),森嶋マリ(訳者)

2015/08/29

人間の外観の手がかり。幅広い顔の男性は攻撃的。排卵日にはゲイが見抜ける。笑顔の写真の人は幸福な人生を送れる。プレゼンスタイルで評価が大幅に変わる。写真を見れば選挙の当落は子供でも当てられる。

予測できるとするか、外観に惑わされるなとするか。予知などという刺激的なタイトルのもと、両方が混在しているのでは？

2021/01/05

ルックスなどからのさまざまな予測はけっこう正確だとか、裁判や選挙や授業評価ではルックスその他がいろいろ悪影響を与えるとか、ウソはふつう見抜けないとかっていうよくある話だけどうまく書けてる。

2022/06/01

タイトル勝ちの本！　だが、それがいい。

この手の本は目次を晒すのがわかりやすい。

・殺される顔、殺す顔

・排卵日にはゲイがわかる

・卒アル写真で将来はわかる

・嘘をつく奴の顔はここが違う

・話は中身よりも話し方

・顔の細い社長の会社は業績が悪い

・なぜ子供は選挙の当落を当てられるのか？

どうだ。読んでみたくなるでしょう。新書によくあるタイトルが釣り、ではなくて、本当にそのことに触れている。卒アル写真で自然な笑顔の人は、離婚率が低いのだという。俺、どんな顔してたかな…。

サブタイトルに心理学、なんて言葉がついているが、そんなことは期待せずに、むしろこれは娯楽として読んで大いに嗤うべし。けれど、まじめに読んで、自分の見せ方を変えるもよし。けれど、人には意図して動かせる筋肉と、そうでない筋肉があるから騙せない人は騙せないんだって。

けれど、ルックスだけではない、話し方とかそういう面のほうが、より正確に表しそうな気がする。そこら辺の話もある。

まあ、飲みに行ったときに話すネタとしてはこの上ない、のではないだろうか。もう少し砕けて言えば、モテるためにどうすればいいか、もわかるかもしれない。

今更、色恋沙汰が関係ない人だって、業務上モテる必要がある人はたくさんいるだろうから参考になるかもしれない。

他人を色眼鏡で見たり、見られているかもと悶絶したり、それが常人の生き方故。

2014/11/13

現代の人相学として科学的に外見と様々な結果を分析している本書。雰囲気や外見の良い立候補が選挙に当選する、顔の幅が広い経営者の会社は好業績など面白いテーマが満載であった。

2014/10/23

【未来は、あなたのその表情ですべてわかってしまう】卒業アルバムの写真一枚でその人が離婚するかどうかわかる。社長の顔を見れば会社の業績が予測できる。科学が明かす未来の見抜き方！