テレンス・コンラン流 インテリアの基本 の商品レビュー
日本の住宅事情、というか、うちの住宅事情とは予算やスペースなどの条件があまりにも違うので、インテリアの参考にはならないし、まあ当たり前のことが書いてあるという感じでしたが、目の保養にはなりました。 こういう価値観以外を認めないアート偏重な人は苦手だけど、でも、ものごとの価値を測...
日本の住宅事情、というか、うちの住宅事情とは予算やスペースなどの条件があまりにも違うので、インテリアの参考にはならないし、まあ当たり前のことが書いてあるという感じでしたが、目の保養にはなりました。 こういう価値観以外を認めないアート偏重な人は苦手だけど、でも、ものごとの価値を測るときに参照する知恵の1つとして、この本で述べられているような見た目や素材の美しさの重要性もきちんと評価できる人が好きだなぁ。 誰もが知っている名作プロダクトについてのコラムが意外におもしろかったです。 ヤコブセンって言うと、門外漢の私ですらいくつか作品が思い浮かぶくらい名作をたくさん生み出している印象でしたが、「使用環境と一緒にでなければ家具や設備をめったにデザインしませんでした」と書いてあって、ちょっと驚きました。 このコラムで取り上げられた家具や道具は、今もすごく人気があるものばかりですが、すべて1960年代くらいまでにデザインされていることにも驚かされます。 ・・・それって、驚くことじゃないのかなぁ? 私がインテリアについてまったく素人だから驚くだけなんだろうか・・・
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